紀元2023年 新年の抱負

 

田口 望

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員

新年あけましておめでとうございます。

 教会暦上では1月の上旬(顕現日)まではキリストの誕生をお祝いしますし、クリスマスカードを見ても「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」と書かれていることが多く、「クリスマスおめでとう」と「新年おめでとう」はキリスト教文化圏では一体となっていることが多いのですが、日本においては12月25日まではあれほどクリスマスソングがながれていたのに12月26日からは一転してお正月モードになり、スーパーやデパートもお正月関連のものが商品棚にならび、広告も和装を来た人がチラホラと出てきます。 “紀元2023年 新年の抱負” の続きを読む

皆様の尊いご支援に感謝いたします -SALTY-

 

皆様の尊いご支援に感謝いたします。

クリスマスおめでとうございます

救い主 イエス・キリストのご降誕を記念し、皆様とご家族お一人お一人の祝福と平安を心よりお祈り申し上げます。

2018年4月1日の「日本キリスト者オピニオンサイト −SALTY−」の創立以来、多くの皆様のご支援と祈りのサポートをいただき、心より感謝申し上げます。

SALTYの働きのために、献金、ご寄付をくださいました皆様に、SALTY のWEB掲載にて感謝とお礼のご報告をさせていただきます。

<受領日>  <お名前(イニシャル:姓・名)>

2022 – 2/12   M・T 様
同じく、3/5、 4/3、5/6、 5/27、6/27、7/26、9/15、
10/7、10/23、10/27、11/27

2022 – 7/16   I・N 様

2022 – 8/11; 8/15   「2022 SALTY  特別講演会」 席上献金

来年度も、ご支援ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

2022年12月26日

日本キリスト者オピニオンサイト −SALTY−
代表 木下春樹
主筆 西岡力
編集会議一同

2022年 クリスマスメッセージ −木下春樹−

 

 

 

木下春樹

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 代表

網干キリスト教会 牧師

 

2022年 クリスマスメッセージ

クリスマスおめでとうございます。

 クリスマス、そしてそれに続くお正月は、子どもにとってワクワクする年中行事です。

 大人になっても老人になっても、そのワクワクは大切にしましょう。とにかく楽しみましょう。

 日常生活は忙しいです。最も大切な人は身近過ぎて摩擦も多くなるので、最も腹立たしい人に思えるという恐ろしさがあります。なので、少し日常を離れ、冷静になれば、真実が見えます。最も身近な人は、最も感謝すべき人であることがわかります。

それゆえ、クリスマス、お正月に限らず、誕生日や結婚記念日に、日常をちょっと離れて、あらためて神と人とに感謝することは、年中行事に託された祝福です。

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大きく揺らぐ韓国の学問の自由 − 西岡力−

 

 

 

西岡力

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆

歴史認識問題研究会会長・モラロジー道徳教育財団教授・麗澤大学客員教授

大きく揺らぐ韓国の学問の自由 − 西岡力−

 

慰安婦問題の大学講義で

大学の講義で慰安婦についての自身の学問的見解を述べ、名誉毀損(きそん)罪に問われた延世大学の柳錫春(リュ・ソクチュン)・元教授(以下、柳教授)に、韓国の検察は懲役1年6月を求刑した。来年1月11日に判決が下されるという。韓国の学問の自由は大きく揺らいでいる。

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旧統一教会事件から学ぶ −亀井俊博−

 

 

 

バイブル・ソムリエ:亀井俊博

「芦屋福音教会」名誉牧師
「聖書を読む集い」牧師

“旧統一教会事件から学ぶ”

2022年12月1日

一年を振り返る時期

 キリスト教会では待降節を迎え、2022年も終わりに近づきました。一年を振り返る時期です。各自個人的な忘れがたい出来事があった事でしょうが、社会的には多難な年でした。世界的にはコロナ禍が続き、ゼロ・コロナからウイズ・コロナへと、頑なにゼロ・コロナ政策にこだわる中国を除いて、多くの国々で舵を切り替えました。またロシアによるウクライナ侵略に、欧米・日本等グローバル・ノース(主に北半球の先進諸国で帝国主義時代の旧宗主国が多い)先進諸国は憤りロシア制裁・ウクライナ支援を開始。中国・インド始めグローバル・サウス(主に南半球の発展途上国で、旧植民地が多い)の国々は結構な数が中立を決め込み、かつてのグローバル・ノースの植民地支配へのトラウマと反発を思い知らされました。

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キリスト教信者から見た旧統一協会問題 −西岡力−

 

 

 

西岡力

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆
歴史認識問題研究会会長・国基研企画委員兼研究員
モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授

キリスト教信者から見た旧統一協会問題

2022.10.31 (月)

 私事で恐縮だが、私はキリスト教信者だ。その中でも新旧約聖書は間違いのない神の言葉であり信仰と生活の唯一の規範だと信じるプロテスタント福音派だ。
イエスは処女マリアから生まれ、死人を生き返らせ、十字架で処刑された3日後に復活した、などと聖書に書かれている超自然的な内容をそのまま信じている。

 キリスト教の立場からすると、文鮮明を救い主だと教える旧統一協会の教えは到底受け入れられない。また、日本人は朝鮮支配の原罪があるから韓国に仕えなければならないとする旧統一協会の反日思想に対して、私は日韓関係研究者として歴史的事実に反すると人生をかけて反論してきた。

 我が国にはカトリックとプロテスタントを合わせ100万人程度のキリスト教信者がいる。だから、1億2000万人の全人口からすると、100人に1人のごく少数だ。毎週日曜日に教会に集まり神への礼拝を行い、少なくない金額の献金もしている。これらすべては自発的に行っていることだ。信じている内容も行っている行動も、大多数の日本人とはかなり異なっていることを自覚している。その立場から、政府と国会が現在進めている旧統一協会への対応に恐怖を感じている。

●信教の自由が侵される

 なぜなら、信教の自由という憲法で保障されている大原則によってこれまでできないとされてきたことが、次々とできることにされているからだ。

 岸田文雄首相は、宗教法人解散の要件は「刑法の不法行為」(刑事犯罪)だけとしてきた従来の立場を突然変更して、「民法の不法行為」も含まれると国会答弁を修正した。過去に宗教法人の解散命令は2件出されている。地下鉄サリン事件のオウム真理教と霊感商法詐欺事件の明覚寺だが、両者とも代表役員が刑事罰を受けている。

 しかし、旧統一協会の幹部が刑事罰を受けたことはない。文科省は首相の突然の立場変更を受けて、解散命令を視野に入れた質問権行使の準備をやはり突然開始した。
その上、国会では与野党が旧統一協会被害者を救済することを目的にして、本人に代わって家族などが献金を取り戻せるようにする新法を制定する協議を行っている。

●宗教的少数派が感じる恐怖

 これらが突然実行される理由は、世論の変化とそれに伴う岸田政権の支持率低下だ。ではなぜ世論が旧統一協会に急に批判的になったのか。誰が見ても許しがたい被害事例が最近明らかになったからではない。安倍晋三元首相へのテロ犯人が20年ほど前に母親の多額の献金によって生活が苦しくなったことで旧統一協会を恨んでいたという情報が奈良県警からリークされた後、ワイドショーを中心とするマスコミが旧統一協会たたきを始めたことが契機になったのだ。

 世論が変われば憲法に定められた信教の自由、私有財産処分の自由などの枠組みがいとも簡単に崩れていく。多数派の日本人とはかなり異なる少数派の信仰を持つ私は、それを目撃して、その矛先がいつ私たちに向くかもしれないという恐怖を感じるのだ。(了)

JINF:国家基本問題研究所
2022.10.31 (月) 掲載記事より

SALTY代表就任のご挨拶 −木下春樹−

 

木下春樹

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 代表

網干キリスト教会 牧師

SALTY代表就任のご挨拶

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
平素は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます

代表就任のご挨拶を申し上げます。

私儀 このたび10月1日をもちまして後藤献児朗の後任として日本キリスト者オピニオンサイト−SALTY−代表に就任いたしました。


SALTY創立メンバーの1人として後藤献児朗代表、西岡力主筆とともに歩んでまいりましたが、これからも微力ながら誠心誠意 日本キリスト者オピニオンサイト−SALTY− の活動のため邁進していく所存でございます。

何卒、倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 


敬 具
令和4年10月1日


日本キリスト者オピニオンサイト −SALTY−
代表 木下春樹

SALTY代表退任のご挨拶 −後藤献児朗−

 

 

 

 

日本キリスト者オピニオンサイト-SALTY-代表
有限会社サーブ介護センター 代表取締役

 

SALTY代表退任のご挨拶


拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
平素は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます

代表退任のご挨拶を申し上げます。


私儀 このたび9月30日をもちまして、日本キリスト者オピニオンサイト−SALTY−代表を退任いたしました。


2018年4月1日の SALTY創立以来、4年半の間、皆様のご支援に支えられて歩んで参りました。心より感謝申し上げます。


後任には、経験豊かで信望が厚い木下春樹が就任いたしましたので、私同様ご厚誼ご支援賜りますようお願い申し上げます。


今後はバックヤードにて引き続き 日本オピニオンサイト−SALTY− の活動を支えて行く所存でございますので、何卒変わらぬご支援お引立てを賜りますようお願い申し上げます。


敬 具

令和4年10月1日
後藤献児朗

憲政史上最長の宰相…それだけで国葬にふさわしいのでは −田口 望−

写真 安倍元首相の国葬儀の会場となる日本武道館
ウィキペディアより

田口 望

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員

安倍元首相を国葬にすべき、最大にして十二分な理由

 国葬の是非について「世論を二分している」とマスコミがいいます。岸田首相は安倍元首相を国葬にする理由として国会の閉会中審査で繰り返し「国政選挙において6回にわたり国民の信任を得ながら憲政史上最長の8年8カ月にわたり首相の重責を担った」ことを説きました。筆者としては憲政史上最長の首相、正直これだけで国葬にすべき十二分な理由であると思っています。

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平壌宣言20年に思う拉致の戦い −西岡力−

写真:2017年11月6日 · トランプ大統領とメラニア夫人、安倍首相、
拉致被害者の御家族(首相官邸 facebook より)

平壌宣言20年に思う拉致の戦い

(産経新聞令和4年9月16日掲載)

 

 

西岡力

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆

歴史認識問題研究会会長・モラロジー道徳教育財団教授・麗澤大学客員教授

平成14(2002)年の小泉純一郎首相の訪朝から20年が経(た)つ。いまだに北朝鮮に拉致されている横田めぐみさんをはじめとする多数の拉致被害者を助けることができていない。本当に申し訳なく慚愧(ざんき)に堪えない。

拉致問題解決は最優先課題
 だがこの20年間で達成した2つの大きな成果がある。

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