しかしながら、言葉の意味は辞書的意味だけによって捉えられているものではなく、文脈によっては言及的意味(“聖書を解釈するということ” 2020, 南野浩則)についても考えていかなければなりません。言及的意味とは、文脈の中で特定の対象について用いられるときに語句が持つ意味のことです。聖書の解釈において「◯◯という意味も持つ」という主張を挟むことは聖書が伝えたい意図を不明確にするため、文章の持つ価値を変えてしまうことになります。 “【寄稿】第2回「反日」とは何か?−中道平太−” の続きを読む
【寄稿】第1回「反日」とは何か?−中道平太−
【寄稿】 第0回 「反日」とは何か?−中道平太−
こんにちは。中道 平太(なかみち へいた)です。日本同盟基督教団の信徒で、関西在住です。いわゆるペンネームですので、検索しても出てくる情報はTwitterとInstagramだけだと思います。ペンネームを用いるのは個人の特定を避けて職場や教会などの所属組織を守るためであり、発言に責任を持たないためではありません。すでに本人をご存知の方は、アウティングをなさらないようにお願いいたします。
戦時労働者問題で画期的判決 −西岡力−
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
国基研企画委員兼研究員・麗澤大学客員教授
戦時労働者問題で画期的判決
2021.06.14 (月)
6月7日、韓国ソウル地裁が朝鮮人戦時労働者問題で正当な判決を下した。元労働者ら85人が日本企業16社を相手取り、慰謝料1億ウォン(約1000万円)ずつを求めた訴訟で、訴えを却下したのだ。
43ページにわたる判決全文を読み、裁判長を務めた金亮澔部長判事のバランス感覚と愛国心に心を打たれた。
軍に仕え、信仰を最優先に(4)−スティーブ・タウン−
2020年9月12日のコルネリオ会(防衛関係キリスト者の会)の例会(オンライン)で語られた、スティーブ・タウンさんのメッセージ(第4回)です。
米陸軍退役大佐
スティーブ・タウン
「軍に仕え、信仰を最優先に」(4)
-2020.9.12 コルネリオ会での証-
<第4回>
<第3回より> <—– クリック
4.東北大震災における神の恵み「米軍トモダチ作戦」
「米軍トモダチ作戦」でも、私の最後の大きな任務がありました。
それは、2011年3月 米軍横田基地連絡官事務所に勤務していた時、テレビNHKを見ていました。NHKの臨時ニュースで 「地震が来ます。注意しなさい。」というテロップが流れました。私がそれを見て他の人達に「みんな地震が来るそうです」と叫びましたが、みんなは状況がよくわかりませんでした。
すぐに司令部の参謀長に電話して「これはひどいことになる。これから日米関係の大きな問題になり、大きな任務になるから、直ちに日米共同調整所、そして防衛のオペレーションセンターを立ち上げて、日米共同作戦の準備をしたほうがいい」と言いました。ほとんど最初は誰も何もやりたくなかったみたいでしたが、とりあえず情報収集をしていました。
「自衛隊 大阪大規模接種センター」の予約と接種体験 −井草晋一−
・写真:「自衛隊 大阪大規模接種センター」入り口
大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)
ピヨ バイブル ミニストリーズ
代表 井草晋一
・SALTY 論説委員
・日本メノナイトブレザレン教団
武庫川キリスト教会 協力牧師
・コルネリオ会教職顧問(関西)
(防衛関係キリスト者の会)
一応、かかりつけの医院に直接行って予約できましたが、8月になるとのことでした。
「だいぶ、出遅れているなぁ〜。」と、ちょっと落胆しながら帰宅。
横田滋さん召天1年を迎えての所感、全被害者の即時一括帰国のために全力を尽くします −西岡力−
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)会長
国基研企画委員兼研究員・麗澤大学客員教授
横田滋さん召天1年を迎えての所感、全被害者の即時一括帰国のために全力を尽くします
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.06.05)より転載
入管法改正を実現せよ −西岡力−
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
国基研企画委員兼研究員・麗澤大学客員教授
入管法改正案は今国会での成立がなくなりました。ぜひ、改正案が早期に成立して欲しいと願う立場から、前回書いたネットコラムの続編を書きました。
<前回>:「入管法改正議論に欠ける国益への目配り」
入管法改正を実現せよ
2021年(令和3年)5月19日
入管法改正議論に欠ける国益への目配り −西岡力−
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
国基研企画委員兼研究員・麗澤大学客員教授
在留外国人の人権擁護は大切な課題です。しかし、自国の法秩序の維持という国益もまたないがしろにはできません。ぜひ、この問題で改正案を提出した入管庁の側の主張も読んで欲しいです。
政府与党は改正案の取り下げを決めたようですが、その結果、むしろ送還忌避者の収容や仮放免が増え、人権も法秩序も後退しないか心配です。(西岡力 5/18)
入管法改正議論に欠ける国益への目配り
2021.05.17 (月)
今、国会では、送還忌避者(退去命令を受けながら送還に応じない外国人)の処遇などに関する出入国管理法改正案をめぐり、与野党が激しく対立している。
国基研(国家基本問題研究所)は平成30年12月、外国人労働者の受け入れを拡大する前回の入管法改正の際、中国人永住者が急増していることに危機感を持ち、永住許可条件の厳格化を求める提言を行い、参議院はその問題意識を共有して永住許可審査の厳格化を求める付帯決議を付けて同改正案を成立させた。
二正面作戦から二焦点作戦へ−亀井俊博−
バイブル・ソムリエ:亀井俊博
「西宮北口聖書集会」牧師
「芦屋福音教会」名誉牧師
「二正面作戦から二焦点作戦へ」
2021・5・15
(一)二正面作戦から
二正面作戦は、最も愚かな戦い方だと言う。二兎を追うもの一兎をも得ずの結果となるか、前門の虎後門の狼で挟み撃ちにされるか、股裂きにされるか、いずれにしてもリスク最大の作戦だからです。コロナ禍対策とオリンピック開催の同時成功を狙う策がこれです。
しかし、心ならずも虎と狼に挟まれた羊には羊なりの生き抜く知恵が必要です。今や世界は、米中対立が厳しくなり新冷戦とまで言われ、両陣営からどちらに就くか踏み絵を迫られて、日本、韓国、東南アジア諸国初め世界の羊の群れは苦慮している。日本政府・外務省アメリカン・スクールは米側に、与党・外務省チャイナ・スクール・財界は中国寄りにと、バランスを取って両にらみの様です。