『剣道とキリスト教』(第1回)
井草晋一
ピヨ バイブル ミニストリーズ 代表
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 編集長
日本メノナイトブレザレン教団 牧師
『人がその友のために』
「剣道とキリスト教って、どんな関係があるの?」と身近な方々や同僚の牧師からも問われたことがあります。
この問いに対する答え、キーワードは、「友のために」と「捨て身」です。
トップの絵:フランシスコ・ザビエル上陸の図
金井 望(カナイノゾム)
日本キリスト者オピニオンサイト –SALTY– 論説委員
伴天連追放令
キリシタン時代の始点は1549年、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルの鹿児島上陸である。それからおよそ100年の間に来日した宣教師が、およそ300名いた。各地の大名は、ポルトガルとの貿易が利益をもたらしたため、宣教師を歓迎し、自らキリシタンとなる者もいた。16世紀後半、ローマ・カトリック教会の宣教はめざましい勢いで、日本全土に拡大した。 “日本葬送宣教論 (4) 伴天連追放令 -金井望‐” の続きを読む
後藤献児朗
日本キリスト者オピニオンサイトSALTY代表
有限会社サーブ介護センター 代表取締役
− 日本ホーリネス教団の政治声明発表に関する「ガイドライン作成」の意義 –
外交政策に関する日本政府の各種法整備をめぐり、政府(政権)に対し「声明」を出す、キリスト教界の組織や団体、教団が相次ぎました。ところが、その声明が教団に属する信徒に知らされぬまま出されていたこともあり、「教会が政治活動を行うことへの疑問」が信徒の中から出始めたのです。
“発見!!「政治声明発表に関する『ガイドライン』」-後藤献児朗-” の続きを読む
トップの絵:William Brassey Hole (1900s)
金井 望(カナイノゾム)
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員
【前回】日本葬送宣教論 (2) 大きく変わる日本の葬送 −金井望−
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イエスが町の門に近づくと、見よ、ある母親の一人息子が死んで、担ぎ出されるところであつた。その母親は寡婦であり、その町の大勢の人々が、彼女に付き添っていた。すると主は彼女を見て、深く憐れみ、彼女に言った、「泣きなさるな」。そして近寄って行き、棺に触れた。すると棺を担いでいた者たちは立ち止まった。そこでイエスは言った、「若者よ、私はあなたに言う、起き上がりなさい」。すると、死者は起き上がって、語り出した。イエスは彼をその母に渡した。(ルカ7:12-15 私訳)
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(トップの絵:堀江優作「十字架より主を降ろす」)
金井 望(カナイノゾム)
日本キリスト者オピニオンサイト SALTY 論説委員
【前回】日本葬送宣教論 (1) 序論
「わたしの霊は、永久には人のうちにとどまらない。人は肉にすぎないからだ。それゆえ人の齢は120年にしよう」(創世記6:3)
世界で最高レベルの高齢化率 − 日本
今や我が国は世界でトップクラスの長寿国となっている。終戦後間もない1974年には、日本人の平均寿命は男性が50.06歳、女性が53.96歳であった。2016年の日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性が80.98歳で、いずれも過去最高を更新した(厚生労働省「簡易生命表」)。平均寿命が延びている理由の一つは、がん、心疾患、脳血管疾患の3大疾患による死亡が減ったことである。医学の進歩によって、これから日本人の寿命は100歳に近づくと言われている。「人生50年」と「人生100年」では、人生観もライフスタイルも大きく変わるのは、当然である。
井草晋一
ピヨ バイブル ミニストリーズ 代表
Piyo ePub Communications 代表
『SALTY』編集長
電子書籍の時代、到来!!
現代は、iOS 搭載の iPhone や iPad、また、Google の Android OS 搭載の各種メーカーのスマホやタブレットで様々な「電子書籍」が読める時代になってきました。もちろん、Mac や Windows パソコンでも。
皆様の中には、すでに電子書籍の出版サイトから漫画や小説、専門書、週刊誌や月刊誌、写真集などのグラビア誌を購入して読んでおられる方も大勢おられると思います。
“待った無し! キリスト教会の出版革命「電子書籍」 −井草晋一−” の続きを読む
(トップの写真:頭ヶ島のキリシタン墓地)
出典:森栗茂一のコミュニティ・コミュニケーション
金井 望(カナイノゾム)
日本キリスト者オピニオンサイトSALTY 論説委員
日本は、なぜキリスト教徒がこれほど少ないのか。
これは多くの人が抱いてきた疑問であり、筆者の半生における最大の疑問であった。わが国においてキリスト教徒が全人口に占める割合は、およそ1パーセントしかない。これは、ここ半世紀ほど変わっていない。 “日本葬送宣教論 (1) 序論 -金井望‐” の続きを読む