対イラン攻撃は「テロとの戦争」−西岡力−

写真:外務省ホームページより(海外安全情報 6/23)

 

 

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆
麗澤大学特任教授
国基研企画委員兼研究員

 

対イラン攻撃は「テロとの戦争」

 イスラエルと米国による対イラン攻撃は、米国のブッシュ(子)政権が始めた「テロとの戦争」の延長線上で見るべきだ。2001年9月のイスラム過激派テロ組織アルカイダによる米国への同時多発テロに対して、ブッシュ政権は犯罪を扱う警察ではなく、敵の攻撃に応戦する軍隊を動員した。警察が対応する場合はテロリストにも一定の人権を認めて様々な配慮がなされるが、軍隊が対応する場合は無関係の者をなるべく巻き込まないという配慮はするものの、テロリストに対しては容赦ない攻撃が加えられる。

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中立調査機関から見える、日本の偏り −明石清正−

(上:Pew Research Centerのロゴ

明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表

ピュー・リサーチ・センターという、不偏不党をうたっている調査機関が米国にあります。最近の調査で、日本について興味深い内容が二つありましたので、ご紹介します。

先進国では断トツの反イスラエル

よくイスラエルを支えているのは西側諸国でグローバルサウスと言われるアフリカなどでは人気が低いと言われますが、こちらの調査では全くの逆で欧米でのイスラエル人気は低く、逆にアフリカとインドでは人気が高くなっているのが判明しました。

Most in surveyed nations have negative views of Israel(Pew Research Center)より

南アフリカは最大与党ANCやメディアが徹底してイスラエル批判を展開しているにもかかわらず不人気が52%で抑えられているのはかなり意外です。

なお日本は世界トップレベルにイスラエル嫌いが多い国になっています
https://x.com/onigari_ijousya/status/1930563596901388331

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