市中の山居 − 久保田 Ukon 典彦 −

『キリシタン史からのメッセージ』

 高槻・Ukon:第17回

 


久保田 Ukon 典彦

阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

市中の山居

「 市中の山居 」 「 和敬静寂 」 「 一座建立 」

● 髙山右近 他、キリシタン時代の 茶の湯において、
「 市中の山居 」 「 和敬静寂 」 「 一座建立 」 ( こんりゅう ) の 3つの精神は、殊に 大切なことと 考えられていました。

“ 世間の すべてのものから離れて、真の 心の自由に至り、世の移り変わりを越えて、心の安定と平和に至る ” ━━ ために、茶の湯の道を 追い求めていったのでした。

● [ 市中の山居 ] ( しちゅうの さんきょ ) について、
ロドリゲス が 「 日本教会史 」 の中で、キリシタン茶人達から聞き取ったと思われる内容を、くわしく 書き留めてくれています。

髙山右近のことも 記していますから、
[ 利休七哲 ] で “ 利休 極上一の弟子 ” であった 髙山右近からも、多くのことを聞き取り、教えを受けたことを 書いていったことでしょう。

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