対イラン攻撃は「テロとの戦争」−西岡力−

写真:外務省ホームページより(海外安全情報 6/23)

 

 

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆
麗澤大学特任教授
国基研企画委員兼研究員

 

対イラン攻撃は「テロとの戦争」

 イスラエルと米国による対イラン攻撃は、米国のブッシュ(子)政権が始めた「テロとの戦争」の延長線上で見るべきだ。2001年9月のイスラム過激派テロ組織アルカイダによる米国への同時多発テロに対して、ブッシュ政権は犯罪を扱う警察ではなく、敵の攻撃に応戦する軍隊を動員した。警察が対応する場合はテロリストにも一定の人権を認めて様々な配慮がなされるが、軍隊が対応する場合は無関係の者をなるべく巻き込まないという配慮はするものの、テロリストに対しては容赦ない攻撃が加えられる。

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