安全になったイスラエル –明石清正–

 

 

明石清正
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員


ITベンチャー企業とイスラエル

 「イスラエル」と聞けば、「紛争の起こっている国だけれども大丈夫?」と言うのが、大抵の人々の反応です。けれども、それは情報が入っていないだけで、イスラエルを訪れる旅行者の数は、年々増えていくばかりであり、2017年には360万人でした。その中でテロ事件によって死んだ人は、ほとんどいません。海外旅行に慣れている人は分かってきますが、往々にしてマスコミの情報はその国のごく一部で起こっていることであって、現地の本当の姿とはかけ離れていることが多いです。日本であっても、原発事故が起こったのに外国人の旅行客は年々、上昇しているのと似ています。

“安全になったイスラエル –明石清正–” の続きを読む

日本葬送宣教論 (3) 「家」と「村」-金井望‐

トップの絵:William Brassey Hole (1900s)


金井 望(カナイノゾム)
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員

【前回】日本葬送宣教論 (2) 大きく変わる日本の葬送 −金井望−

第2節 地域共同体と檀家制度の成立と崩壊

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イエスが町の門に近づくと、見よ、ある母親の一人息子が死んで、担ぎ出されるところであつた。その母親は寡婦であり、その町の大勢の人々が、彼女に付き添っていた。すると主は彼女を見て、深く憐れみ、彼女に言った、「泣きなさるな」。そして近寄って行き、棺に触れた。すると棺を担いでいた者たちは立ち止まった。そこでイエスは言った、「若者よ、私はあなたに言う、起き上がりなさい」。すると、死者は起き上がって、語り出した。イエスは彼をその母に渡した。(ルカ7:12-15 私訳)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

“日本葬送宣教論 (3) 「家」と「村」-金井望‐” の続きを読む

安倍晋三という総理(2) -中川晴久-

 

 

 

中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイト−SALTY− 論説委員

 

<積極的な外交の展開>

 安倍総理が、亡き父・晋太郎氏(1991年没)の地盤を引き継ぎ代議士になったのは、1993年、総理が38歳の時でした。その政治センスが磨かれたのは、父・晋太郎氏が生前に外務大臣の要職にあるとき、秘書官として働いた経験が大きいようです。当時の中曽根康弘元首相は在任中の4期にわたって晋太郎氏を外務大臣として起用しました。その期間は3年8ヵ月に及びます。安倍総理は、3年間勤めた神戸製鋼を退社したのち、1982年から晋太郎氏に同行し、20回ほどの外遊に出ています。
もが多くの場合、最初の経験が後の経験の基礎をつくります。今日の安倍政権が外交に強い理由は、ここにあるのかもしれません。

“安倍晋三という総理(2) -中川晴久-” の続きを読む

週の真ん中ストレート(4) 戦後も続く吉野作造の潮流 −田口望−

田口望
田口望

 

 

 

 

田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員


●ネットでも見れる辞典でその後の吉野作造を追ってみよう

吉野作造とその影響について考えています。インターネットでも確認できる3つの事柄をインターネット辞典を引用しながら見ていきましょう。まず吉野自身について

“週の真ん中ストレート(4) 戦後も続く吉野作造の潮流 −田口望−” の続きを読む

『統一朝鮮』の危機に備える −井草晋一−

 

 

 

 

 

井草晋一
日本キリスト者オピニオンサイト −SALTY−  編集長

■ 『統一朝鮮』の危機に備える ■

5月〜6月に予定されている、アメリカのドナルド・トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による「米朝首脳会談」ですが、今後の朝鮮半島情勢において、近未来的にいくつかの可能性が浮かび上がってきます。
“『統一朝鮮』の危機に備える −井草晋一−” の続きを読む

拉致被害者救出の絶好のチャンスを生かしたい(3) 全被害者帰国が実現する最善のシナリオが見えてきた −西岡力−

拉致被害者救出の絶好のチャンスを生かしたい(3)

全被害者帰国が実現する最善のシナリオが見えてきた

 

 

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト − SALTY − 主筆

 4月19日の日米首脳の共同記者会見でトランプ大統領は、拉致被害者救出への熱意を以下のように明確に語った。私はそれを聞きながら胸が熱くなった。

「去年の秋、日本を訪問した際、愛する人たちを北朝鮮に拉致される痛ましい体験をした被害者の家族と会った。拉致被害者ができるだけ早く家族の元に戻れるようにしたい」

「この問題がシンゾウの心にある最も重要なことの1つだとわかっているし、われわれはこのことをよく話しあっている。拉致被害者を日本に連れ戻せるようわれわれはできることはすべてやる」

“拉致被害者救出の絶好のチャンスを生かしたい(3) 全被害者帰国が実現する最善のシナリオが見えてきた −西岡力−” の続きを読む

沖縄にある「声に出せない」という苦しみ −後藤献児朗−

 

 

 

 

日本キリスト者オピニオンサイト-SALTY-代表
有限会社サーブ介護センター 代表取締役

「沖縄にある本当の苦しみ」

従業員の結婚式と私たちの結婚記念を祝うことと、兼ねてより「社会問題を語るキリスト者のひろば」というSNSグループの中で話題になっておりました、沖縄に住む方々の「本音」を知ること、つまり「平和運動を行っている方々」にではなく、沖縄県内で静かに暮らす「一般の方々」から、「生の声」を聴くことも旅行の目的でもありました。

“沖縄にある「声に出せない」という苦しみ −後藤献児朗−” の続きを読む

拉致被害者救出の絶好のチャンスを生かしたい(2)トランプ大統領が、拉致問題を米朝会談に出すと約束 -西岡力-


拉致被害者救出の絶好のチャンスを生かしたい(2)

トランプ大統領が、拉致問題を米朝会談に出すと約束

 

 

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト − SALTY − 主筆

 私は先日(4月8日)、本サイトに「拉致被害者救出の絶好のチャンスを生かしたい」と題する一文をアップした。4月17日、トランプ大統領が来たるべき米朝首脳会談で拉致問題を出すと語ったという。それについて書きたい。

前回私は、3月末、家族会・救う会が政府に日米首脳会談に関して次のような要請をしたと書いた。 “拉致被害者救出の絶好のチャンスを生かしたい(2)トランプ大統領が、拉致問題を米朝会談に出すと約束 -西岡力-” の続きを読む

週の真ん中ストレート(3) 民ポン主義って何だ!? −田口望−

憲政の本義
  • 中高生を悩ませる「民本(ポン)主義」なる造語

 吉野作造が1916年1月号の中央公論に「憲政の本義を説いて有終の美を済(な)すの途(みち)を論ず」という論文を寄稿しこれが大正デモクラシーに理論的根拠を与えました。今回はこの論文の中で彼が主張した、「民本主義」について掘り下げます。今も義務教育中学社会で習う必須単語「民本(ミンポン)主義」ですが、そもそもどうして、「民主(ミンシュ)主義」ではなくて、「民本(ミンポン)主義」を唱えたのでしょうか?この「民本主義」とは現在でいう「民主主義」とほぼ同義です。訳語も当然「Democracy」です。民本主義という言葉は吉野の造語です。彼がミンポンという造語までしてあるもののと一線を画したかったのです。それがために、今の日本の中学生は間違いやすい歴史の単語を一つ多く覚えなければならなくなったのです(笑)。

“週の真ん中ストレート(3) 民ポン主義って何だ!? −田口望−” の続きを読む

アベノミクスを追う(2)-中川晴久-


中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイトSALTY 論説委員

<デフレからの脱却>
 2012年12月からスタートした第2次安倍政権は「デフレからの脱却」を掲げ、経済政策を前面に打ち出しました。3本の矢で構成される「アベノミクス」です。1本目の矢はアベノミクスの主軸で「大胆な金融政策」、2本目は「機動的な財政政策」、3本目は「民間投資を喚起する成長戦略」です。 “アベノミクスを追う(2)-中川晴久-” の続きを読む