キリスト教界の反日的な傾向(2)~その原因を探る~ −中川晴久−

 

 

 中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
SALTY-論説委員

 

 前回のキリスト教界の反日的な傾向(1)について、「反日的」というタイトルに対する批判を数人の方から頂きました。ただ、「反日的」という言葉については「予めご了承願います。」とお伝えした通り、この記事は世間から問われる「なぜキリスト教は反日的か?」の問いに答えるためのもの、となっています。この問いに真正面から答えることをしなければ、キリスト教会への「誤解」は、益々大きくなるばかりです。特に、真面目に福音宣教(伝道)活動を行っている日本の多くの教会や牧師たちのみならず、韓国系キリスト教会への風評的被害が拡大するだろう、と私は懸念しています。
 私たちはキリスト者として、一般社会のキリスト教に対する正しい理解へ向け、丁寧な弁明が必要ですし、日本の教会の兄弟姉妹とともに、同じ信仰を持つ韓国の(特に在日の)兄弟姉妹をも守っていかねばなりません。改めてタイトルの「反日的」という言葉の使用について、ご理解を賜りますようお願い致します。
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週の真ん中ストレート(8)共産主義はキリスト教系の異端思想からはじまった  −田口 望−

反共主義
田口望
田口望

 

 

 

 

田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員

日本のプロテスタントは歴史的に戦前、国家神道によって、弾圧をうけ辛酸をなめた過去があるので、いわゆる政治的な右の動きに対しては警戒を怠ることはありません。その一方で、左の政治的な動きに関しては日本の教会は歴史的に共産主義者に弾圧をうけたことがないので、驚くほど受容してしまっています。

世界的にはキリスト教は共産主義によって最も苛烈な弾圧を受け、(現在も世界中の共産主義諸国でクリスチャンは弾圧をうけ殉教しています。)左の政治的な動きに対して警戒をしているので、日本のキリスト教界の警戒レベルの低さは、異常であるといえましょう。

日本共産党というのは端的にいえばキリスト教の異端なんです。 “週の真ん中ストレート(8)共産主義はキリスト教系の異端思想からはじまった  −田口 望−” の続きを読む

週の真ん中ストレート(7)日本共産党のご飯論法 共産党が目指す「私有財産の簒奪と国有化」の野望を暴く  −田口 望−

反共主義
田口望
田口望

 

 

 

 

田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員

日本共産党は国会にも議席をもち、前委員長の不破氏などはスマイリング・コミュニスト(微笑する共産主義者)などと呼ばれ、人当たりがよさそうに見えるがために、リベラル政党の一つ化のように見えます。15年前には綱領を改定し、革命の文字も消え、ソフト路線をずっと打ち出しています。政治にほとんど興味のない人、あるいは、最近興味を持ち出した人などにとっては良い政策を掲げている清廉潔白な人たちに彼らがみえるかもしれません。しかして、その実態は、人類史上最も多くの人を殺めた、ソ連共産党をはじめとする往年の東側世界の共産主義政党の性質をそのまま色濃く残したままであり、西側諸国最大の規模を持つ、マルクス主義政党です。綱領においてはその意図を隠し言葉の言い換えでその意図を末端の党員や大衆には分からないようにする企図さえ見受けられます。

日本のキリスト教で、また日本社会全体が容共(共産主義の態度に明確な反対をしないまでも受容するような態度をとること)の雰囲気に流されつつあるのは、日本共産党の長期的な宣伝政策がある意味成功している証左です。

今回は日本共産党のご飯論法と題しまして、同党がいかに欺瞞的でかつ、私有財産の国有化という恐ろしい考えを今も堅持し将来において実効に移そうと目論んでいることを論駁していこうと考えます。

もって、自由で民主的な社会がこれからも維持されることをキリスト者として願ってやみません。

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アベノミクスを追う(4)-中川晴久-


中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイトSALTY 論説委員

 前回:アベノミクスを追う(3)

 2013年1月22日、日銀は大きな政策転換をしました。当時の日銀総裁白川正明氏は、インフレターゲットとして「物価上昇率2%」を目標として受け入れたのです。しかしそにはこの政策転換を迎えて、なおも「面従腹背」で臨む日銀との闘いがあったのです。アベノミクスは単に経済の政策であるだけでなく、長年染みついた考え方や人の心までも変えていく闘いでもあります。この闘いが、今も続いているのです。
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アベノミクスを追う(3)-中川晴久-


中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイトSALTY 論説委員


<アベノミクス3本の矢>

 前回までの『アベノミクスを追う』において、「デフレからの脱却」がいかに重要であるかを話しました。今回は、アベノミクスの核である金融政策について見ていきましょう。皆さんには、金融政策とは何かを理解しつつ、経済における「偽りを見抜く力」を身に着けてほしいと思います。これを理解すれば、何が正しく何が間違っているのかの識別をすることができるようになります。 “アベノミクスを追う(3)-中川晴久-” の続きを読む

アベノミクスを追う(2)-中川晴久-


中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイトSALTY 論説委員

<デフレからの脱却>
 2012年12月からスタートした第2次安倍政権は「デフレからの脱却」を掲げ、経済政策を前面に打ち出しました。3本の矢で構成される「アベノミクス」です。1本目の矢はアベノミクスの主軸で「大胆な金融政策」、2本目は「機動的な財政政策」、3本目は「民間投資を喚起する成長戦略」です。 “アベノミクスを追う(2)-中川晴久-” の続きを読む

日本の人口減少問題から見る危機迫る教会(教団)教勢 -後藤献児朗-

後藤献児朗
日本キリスト者オピニオンサイト-SALTY 
代表
有限会社サーブ介護センター 代表取締役

 立場上、多くの方と仕事をすることがあります。その中には「お寺のご住職」もおられます。檀家が激減し生計を立てることが困難となり、やむなく介護の資格を取得し、介護の業界で働かざるを得ないのです。そのような方を数名知っていますが、彼らはいつの間にか「本業が介護職」となり「住職が副業」となってしまっているのです。本堂を改修してくても資金がなく手付かずのままだと聞きます。

キリスト教界の現在と今後はどうなっていくのでしょうか? 27年後(2045年)の教会(教団)の教勢について考えてみます。

日本の人口は27年後2000万人(約15%)減少すると言われています。

下記の「人口ピラミッド」は、1980年と2017年のものです。

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アベノミクスを追う(1)-中川晴久-

 

 

 

 

 

 

中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイトSALTY 論説委員

はじめに

 かつて、ある経済評論家が「国の身体は経済で、政治はそこに着る服だ。」と言っていました。国家というものを見るときに、私たちはとかく政治ばかりを見がちです。しかし、経済が「お金の話」「儲け話」の類を越えて、人間の「衣・食・住」の問題を取り扱うものであると考えるならば、もっと経済を中心にとした視点から国家のあり方を見ることが必要になってくるのではないでしょうか。 “アベノミクスを追う(1)-中川晴久-” の続きを読む