写真:Amazon Kindle ストアの「American Marxism」
アメリカのマルクス主義が日本に迫って来る!
SALTY寄稿者:アリマタヤのヨセフ
今日本にアメリカから大きな「津波」が押し寄せてこようとしています。それは「アメリカン・マルキシズム」(アメリカのマルクス主義)です。私は、戦後日本のキリスト教会は左翼(思想)に侵食されているという危機感をずっと持って来ましたが、今はそれどころか、米国(とそのキリスト教)が大変なことになっています。アメリカのマルクス主義によって米国社会が分断させられようとしており、米国を形成してきたキリスト教(精神)も激しい攻撃にさらされています。米国で発生しているこの大激震による「赤い津波」が、この日本にも直ぐにやって来るでしょう。そして、「さざ波」はもうすでにやって来ています(LGBT運動など)。
この問題を扱った本が、マーク・R・レヴィンの『アメリカン・マルキシズム』です。この書の解説(基本的主張の要約)をしつつ、我々はこれからどうしていくべきかについて考えたいと思います。この書は、現在アメリカを分断させようとしている諸問題の背後にあるものは何かを我々に理解させ、また今後予測される諸事態に我々がどう対処していけば良いかを示してくれる貴重な書です。