中道 平太
・ 日本同盟基督教団の信徒
・ 関西在住
→ 第1回 より
前回は、「反日」という言葉の辞書的意味について調べました。その結果、「反日」とは「(韓国・中国の主張に則って)日本に悪意や反感を持つこと」という定義が見えてきました。
しかしながら、言葉の意味は辞書的意味だけによって捉えられているものではなく、文脈によっては言及的意味(“聖書を解釈するということ” 2020, 南野浩則)についても考えていかなければなりません。言及的意味とは、文脈の中で特定の対象について用いられるときに語句が持つ意味のことです。聖書の解釈において「◯◯という意味も持つ」という主張を挟むことは聖書が伝えたい意図を不明確にするため、文章の持つ価値を変えてしまうことになります。 “【寄稿】第2回「反日」とは何か?−中道平太−” の続きを読む