週の真ん中ストレート(8)共産主義はキリスト教系の異端思想からはじまった  −田口 望−

反共主義
田口望
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田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員

日本のプロテスタントは歴史的に戦前、国家神道によって、弾圧をうけ辛酸をなめた過去があるので、いわゆる政治的な右の動きに対しては警戒を怠ることはありません。その一方で、左の政治的な動きに関しては日本の教会は歴史的に共産主義者に弾圧をうけたことがないので、驚くほど受容してしまっています。

世界的にはキリスト教は共産主義によって最も苛烈な弾圧を受け、(現在も世界中の共産主義諸国でクリスチャンは弾圧をうけ殉教しています。)左の政治的な動きに対して警戒をしているので、日本のキリスト教界の警戒レベルの低さは、異常であるといえましょう。

日本共産党というのは端的にいえばキリスト教の異端なんです。 “週の真ん中ストレート(8)共産主義はキリスト教系の異端思想からはじまった  −田口 望−” の続きを読む

週の真ん中ストレート(7)日本共産党のご飯論法 共産党が目指す「私有財産の簒奪と国有化」の野望を暴く  −田口 望−

反共主義
田口望
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田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員

日本共産党は国会にも議席をもち、前委員長の不破氏などはスマイリング・コミュニスト(微笑する共産主義者)などと呼ばれ、人当たりがよさそうに見えるがために、リベラル政党の一つ化のように見えます。15年前には綱領を改定し、革命の文字も消え、ソフト路線をずっと打ち出しています。政治にほとんど興味のない人、あるいは、最近興味を持ち出した人などにとっては良い政策を掲げている清廉潔白な人たちに彼らがみえるかもしれません。しかして、その実態は、人類史上最も多くの人を殺めた、ソ連共産党をはじめとする往年の東側世界の共産主義政党の性質をそのまま色濃く残したままであり、西側諸国最大の規模を持つ、マルクス主義政党です。綱領においてはその意図を隠し言葉の言い換えでその意図を末端の党員や大衆には分からないようにする企図さえ見受けられます。

日本のキリスト教で、また日本社会全体が容共(共産主義の態度に明確な反対をしないまでも受容するような態度をとること)の雰囲気に流されつつあるのは、日本共産党の長期的な宣伝政策がある意味成功している証左です。

今回は日本共産党のご飯論法と題しまして、同党がいかに欺瞞的でかつ、私有財産の国有化という恐ろしい考えを今も堅持し将来において実効に移そうと目論んでいることを論駁していこうと考えます。

もって、自由で民主的な社会がこれからも維持されることをキリスト者として願ってやみません。

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週の真ん中ストレート(6)どうして反共であるはずのキリスト教の牧師さんが日本共産党を支持するのか? −田口 望−

反共主義
田口望
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田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員

長らく、SALTY内の連載『週の真ん中ストレート』を長期休載していたことをお詫び申し上げます。

 今となってはですが、連載当初の構想としましては、欧州の中心的政治思想ともいえる「キリスト教民主主義」を紹介し、日本の政治思想の中にもかすかに見えるクリスチャン政治家のその影を追い、次に共通項として「キリスト教民主主義」やその背景にある「正統的なキリスト教」は一貫して共産主義に反対していることを歴史的に、思想的にご紹介しようと考えていました。

 しかしながら、私自身が遅筆であり、長期休載期間中に、日本のキリスト教界の聖職者、教役者の中で日本共産党支持を公言することを憚(はばか)らない方々も出てまいりました。
事態は急を要するため、本来無神論である共産主義・日本共産党をどうして、牧師さんたちが支持してしまうのか?また何が問題なのか?等を解説する動画を作成し、ここに公表することとしました。ご笑覧いただければ幸いです。

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