『生涯現役が贈る人生の道標』のお勧め −亀井俊博−

 

 

 

バイブル・ソムリエ:亀井俊博

「芦屋福音教会」名誉牧師
「聖書を読む集い」牧師

『生涯現役が贈る人生の道標』のお勧め

2025年4月23日

生涯現役の個人史

 85才で現役バリバリの経営学者、島田恒先生が集大成と言える新著「生涯現役が贈る人生の道標」(企業・コンサル・大学・NPOの現場を生きた85歳、キリスト新聞社)を出された。その出版記念講演会にご招待の上、御著作を恵贈頂き拝読しました。
半世紀近くお近づきを得ている者として、ビジネス、教育、NPO、教職等、先生の人柄と業績を慕う方々の集う大盛会のご講演と相まって、半世紀にわたる先生のキリスト者経営学者としての業績・提言を是非、ビジネスに生きる福音派の皆様にもご紹介したく筆を執ります。

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大震災より怖いもの −亀井俊博−

写真:阪神淡路大震災・地下鉄サリン事件_(Wikipediaより作成)

 

 

 

バイブル・ソムリエ:亀井俊博

「芦屋福音教会」名誉牧師
「聖書を読む集い」牧師

大震災より怖いもの

『100年、80年、30年』の記事(SALTY 掲載:2025-3/9 )の続編になります。「大震災より怖いもの」とはいったい何か?

 1995年1月17日5時46分52秒に激震が走った。そう30年前の阪神淡路大震災は直接の体験者として、トラウマが筆者のこころに深く刻まれており、日頃は全く忘れた様に生活していますが、毎年の様に記念日のTV番組が当時の生々しい映像を放映するのを見ると、グツと内側から感情がこみ上げて来て自制するのが難しい事があります。確かに大変でしたし、よくここまで立ち直れたものだと、助けて頂いた全国の方々に感謝の思いでいっぱいです。

 しかし、時系列でいうと1月17日の震災後の厳しい対応のま最中の、3月20日関東で “オウム真理教による地下鉄サリン事件” が発生。東京地下鉄での猛毒サリン散布の犯人が、宗教団体だったと言う報道に、大変な衝撃を受けました。牧師の筆者にとっては、その後の展開を見るとこちらの方が、あえて誤解を恐れずに言えば、震災よりはるかに怖ろしいものでしたし、今もそうです。

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キリスト教 信仰良書 のご紹介(第1回) 『真の教会を求めて』−井草晋一−

 

 

ピヨ バイブル ミニストリーズ
Piyo ePub Communications
代表 井草晋一

・日本メノナイトブレザレン教団
武庫川キリスト教会 協力牧師
・SALTY 論説委員
・コルネリオ会教職顧問(関西)

キリスト教 信仰良書 のご紹介(第1回)

 新しい電子書籍、POD版を出版した折に、SALTY で記事を書いていましたが、これから『キリスト教 信仰良書 のご紹介』のタイトルで、時々、書籍紹介の記事をアップいたします。

 以下は、第1回の記事です。

 キリスト教界では、いのちのことば社の販売ルートや、日基販のルート、各出版社サイドのルート、また、一般書籍の販売ルートで、キリスト教の書籍が出版され販売されてきました。

現在は、Amazon、Apple Books、Google ブックス、楽天ブックス、Book⭐︎Walker などでも電子書籍やPOD版が販売されています。

特に POD版(プリント・オンデマンド=印刷本)は、Amazon のサイトで販売されるとともに、数年前からは、日本語の書籍のPOD版が 各国の Amazon のサイトからも購入できるようになりました。 (POD版:12カ国)
それまでは 海外の Amazon では、日本語の電子書籍と共に、主要外国語(5ヶ国語)で書かれた日本の書籍のみ、POD版として購入可能でした。

このような新たな販売ルートを通じて、「キリスト教 信仰良書」が、クリスチャンをはじめ、多くの方々の手元に届くようにと願っています。

Piyo ePub Communications
代表 井草晋一
 ピヨ バイブルミニストリーズ 代表
 武庫川キリスト教会 協力牧師

 

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キリスト教 信仰良書のご紹介 (第1回)

 有田優牧師の著書『真の教会を求めて』の「電子書籍」と「POD版」

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“100年、80年、30年” −亀井俊博−

 

 

バイブル・ソムリエ:亀井俊博

「芦屋福音教会」名誉牧師
「聖書を読む集い」牧師

“100年、80年、30年”

 

          100年、80年、30年

 今年は “昭和100年、戦後80年、阪神淡路大震災後30年” となります。2018年は明治150年の年と呼ばれ、明治新以来の日本近代化の歩みが回顧されました。こういう大きいスパンで歴史を眺めてみると、日々目前の出来事に一喜一憂するだけでなく、時代の大きな方向付けにどう先人たちが対処したかが分かり、参考になるものです。

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不正選挙陰謀論を信じる尹氏と支持者 −西岡力−

写真:尹錫悦大統領と青瓦台

 

 

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆
麗澤大学特任教授
国基研企画委員兼研究員

不正選挙陰謀論を信じる尹氏と支持者

2020年 1月20日

韓国の尹錫悦大統領支持派は昨年12月31日に大統領への逮捕状が出てから連日、数千から数万人を集めて路上集会と大規模デモを行ってきた。その一部が1月19日未明、勾留令状発付を決めたソウル西部地裁を一時占拠し器物破壊を行った。
尹大統領支持派は白地に赤い文字で「STOP THE STEAL」と書かれた紙のビラを持っている。これは米大統領選でトランプ氏の支持者が掲げた「不正選挙で票を盗むのをやめろ」という意味のスローガンだ。裏側には「CCP OUT」の文字があった。「中国共産党出て行け」という意味だ。尹大統領支持者は韓国で中国共産党が介入した不正選挙があったと信じているのだ。

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トランプ2.0のゆくえ −亀井俊博−

写真:White House Wikimedia より

 

 

 

バイブル・ソムリエ:亀井俊博

「芦屋福音教会」名誉牧師
「聖書を読む集い」牧師

“トランプ2.0のゆくえ”

2025年1月16日

            トランプ2.0

アメリカのトランプ2.0大統領政権が1月20日にスタートします。
この異形な政権の基盤は何か?またその目指すところは何か?世界はその影響を免れないがために、注目しています。以下、様々な意見を勘案しながら、筆者なりの理解を申し述べたいと思います。

            支持基盤層

まず、この特異な政権の支持基盤です。1.0政権時代と今回の選挙運動中の動きの中で分かってきた事ですが、米国の歴史の中核を形成してきた多くの民衆です。しかも彼らは時代の激変に取り残され、努力が報われずルサンチマン(怨恨)が鬱屈していた。それを敏感に掬い上げたトランプ氏が彼らの代弁者となり、支持の岩盤層を形成した。具体的には、昔はWASPと呼ばれた白人アングロサクソン男性中心福音派プロテスタント、それも非大卒労働者です。

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「ケビン・ドーク先生を囲む会」開催! -SALTY-

「ケビン・ドーク先生を囲む会」開催される!

 〜 SALTY編集会議ー2024年東京 〜

12月2日(月)午後2時より、東京都荒川区西日暮里の 「カルバリーチャペル・ロゴス東京」の教会を会場に、SALTY編集会議「ケビン・ドーク先生を囲む会」が開催されました。

カルバリーチャペル・ロゴス東京

毎月一回、ZOOMによる編集会議を開催していますが、今回は、昨年9月の「第7回 日本伝道会議」以来の1年2ヶ月ぶりの リアル編集会議でした。

創立メンバー9名に新たに1名加わり、10名となった編集会議のメンバー(大阪チーム、愛知・岐阜チーム、東京チーム)ですが、今回、後藤牧人顧問を交えて10名が参加し、ケビン・ドーク先生の講演とディスカッション、また、お互いの働きや取り組みの近況報告など、密度の濃い4時間の編集会議となりました。

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大いなる希望と新たな福音宣教(その1) −井草晋一−

写真:「ペテロ召命教会」 写真提供:額賀ひとみ
「聖書とパンダリングローズ」 「教会成長読本」

 

ピヨ バイブル ミニストリーズ
代表 井草晋一

SALTY論説委員
Piyo ePub Communications 代表
日本メノナイトブレザレン教団
武庫川キリスト教会 協力牧師

大いなる希望と新たな福音宣教(その1)

一つの論説の紹介:『衰退する教会への “11の希望の兆し”』

バブル経済の実質的な崩壊(*1)から32年、そして、2020年1月から3年余りにわたった新型コロナウィルスの世界的なパンデミック(*2)による社会・経済の低迷から、早くも5年が過ぎようとしています。

(*1)バブル経済の崩壊:1990年末に大蔵省(現・財務省)が金融機関に通達した土地関連融資の「総量規制」と、不動産・建設業・ノンバンク向け融資の実態報告を求める「3業種規制」を引き金として、1991(平成3)年から始まり、その後、長期にわたり日本経済は低迷状態に陥った。)

(*2)世界保健機関(WHO)は、2023年5月5日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を終了すると発表。日本では、同年5月8日から、新型コロナウイルス感染症について、感染症法上の位置付けが2類相当から5類感染症に変更された。

日本のキリスト教会の現状

このような社会情勢の中で、あらためて日本のキリスト教会の現状を見ると、北米の教会やヨーロッパの教会の現状にすこしづつ似てきているように感じられます。あるいは、そのすぐ後を歩んでいるのではないかと思わされます。
その意味するところは、多様な価値観を標榜する時世の流れの中で、キリスト教信仰の良き遺産や聖書に根差した価値観が次第に顧みられなくなっていくという現実です。その行き着く先は、まさに「停滞」を通り越して「衰退」の危機ではないでしょうか。

けれども、長いトンネルの中を歩んできた日本の教会、また、キリスト者一人一人であるかもしれませんが、今こそ、大いなる希望と新たな福音宣教の働きや領域が輝きを増して目前に広がって来ています。

「大いなる希望と新たな福音宣教」について、一つの論説(『衰退する教会への “11の希望の兆し”』)と一冊の書籍(『教会成長読本』)をご紹介します。

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「138億年のメタ・ヒストリー」ネット講座 のご紹介(2)_井草晋一

亀井俊博牧師(芦屋福音教会名誉牧師・聖書を読む集い 牧師)による、『138億年のメタ・ヒストリー ネット講座』が、6月1日からスタートしました。
YouTube の「第3回」と「第4回」の講座をご紹介します。

著者 亀井俊博 牧師

 

昨年12月15日に 電子書籍とPOD版(プリント・オンデマンド=印刷本)で発行された『138億年のメタ・ヒストリー』についての、著者ご本人による分かりやすい解説ですので、とても興味深く視聴することができます。

*下の YouTube リンクからご覧ください。

 

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「138億年のメタ・ヒストリー」ネット講座 のご紹介(1)_井草晋一

亀井俊博牧師(芦屋福音教会名誉牧師・聖書を読む集い 牧師)による、『138億年のメタ・ヒストリー ネット講座』が、6月1日からスタートしました。

著者 亀井俊博 牧師

 

昨年12月15日に 電子書籍とPOD版(プリント・オンデマンド=印刷本)で発行された『138億年のメタ・ヒストリー』についての、著者ご本人による分かりやすい解説ですので、とても興味深く視聴することができます。

*下の YouTube リンクからご覧ください。

 

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