日本葬送宣教論 (3) 「家」と「村」-金井望‐

トップの絵:William Brassey Hole (1900s)


金井 望(カナイノゾム)
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員

【前回】日本葬送宣教論 (2) 大きく変わる日本の葬送 −金井望−

第2節 地域共同体と檀家制度の成立と崩壊

 

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イエスが町の門に近づくと、見よ、ある母親の一人息子が死んで、担ぎ出されるところであつた。その母親は寡婦であり、その町の大勢の人々が、彼女に付き添っていた。すると主は彼女を見て、深く憐れみ、彼女に言った、「泣きなさるな」。そして近寄って行き、棺に触れた。すると棺を担いでいた者たちは立ち止まった。そこでイエスは言った、「若者よ、私はあなたに言う、起き上がりなさい」。すると、死者は起き上がって、語り出した。イエスは彼をその母に渡した。(ルカ7:12-15 私訳)

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日本の人口減少問題から見る危機迫る教会(教団)教勢 -後藤献児朗-

後藤献児朗
日本キリスト者オピニオンサイト-SALTY 
代表
有限会社サーブ介護センター 代表取締役

 立場上、多くの方と仕事をすることがあります。その中には「お寺のご住職」もおられます。檀家が激減し生計を立てることが困難となり、やむなく介護の資格を取得し、介護の業界で働かざるを得ないのです。そのような方を数名知っていますが、彼らはいつの間にか「本業が介護職」となり「住職が副業」となってしまっているのです。本堂を改修してくても資金がなく手付かずのままだと聞きます。

キリスト教界の現在と今後はどうなっていくのでしょうか? 27年後(2045年)の教会(教団)の教勢について考えてみます。

日本の人口は27年後2000万人(約15%)減少すると言われています。

下記の「人口ピラミッド」は、1980年と2017年のものです。

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