トランプ大統領の就任式の翌日、1月21日に、米国聖公会ワシントン教区主座聖堂(ワシントン国民大聖堂)で行われた、国家祈祷会(あるいは、国民のための祈りA Service of Prayer for The Nation)が行われました。大統領の前で、米国聖公会ワシントン教区のマリアン・バディ(The Right Rev. Mariann Budde)主教が行った説教の内容が、感動的であったという反響が大きかった一方で、大きな問題を孕んでいるとして批判も多く出ています。私は後者でした。
韓国の尹錫悦大統領支持派は昨年12月31日に大統領への逮捕状が出てから連日、数千から数万人を集めて路上集会と大規模デモを行ってきた。その一部が1月19日未明、勾留令状発付を決めたソウル西部地裁を一時占拠し器物破壊を行った。 尹大統領支持派は白地に赤い文字で「STOP THE STEAL」と書かれた紙のビラを持っている。これは米大統領選でトランプ氏の支持者が掲げた「不正選挙で票を盗むのをやめろ」という意味のスローガンだ。裏側には「CCP OUT」の文字があった。「中国共産党出て行け」という意味だ。尹大統領支持者は韓国で中国共産党が介入した不正選挙があったと信じているのだ。