パリ五輪開催式の反キリスト性 − 明石清正 −

明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表

 2024年仏五輪の開会式は、大きな騒ぎとなった。マリー・アントワネットの斬首の演技、そして、トランスジェンダーによる露骨な踊りがあり、男性の陰部も見えていた。そして、主の晩餐を模したからかいがあり、その前に現れた青色の男は、酩酊の神ディオニュソスを模していた。それから別に、演技で青白い馬が登場したが、これは黙示録6章に出てくる「死」という名の、青白い馬を容易に想起させるものだった。

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ハマスとイスラエルの衝突を読み解く −明石清正−

明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表

「ビズテリア」と呼ばれる経営者の集まりにて毎月、「激動の世界情勢を聖書から読み解く」勉強会をしております。かつて、中山泰秀議員(現・防衛副大臣)に直にお会いしたこと、そして今回、イスラエルの行動を支持するツイートを中山氏が流したことが、日本のニュースに話題となったところを切り口にして、今のガザ戦で何が起こっているかを、情報戦と心理戦の側面から話させていただきました。彼らの戦略によれば、私たちも情報を受け取った時点で、当事者になっていると述べました。ぜひ、ご視聴ください。

上川島でザビエル帰天・46歳 −久保田典彦−

※ 写真:フランシスコ・ザビエル肖像(神戸市立博物館 蔵)

『キリシタン史からのメッセージ』
 高槻・Ucon:第36回 

 

 

 

━ 久保田 Ucon 典彦 ━

阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

 

上川島でザビエル帰天・46歳

● 公式に 中国 ( 明 ) に入国する手立てが 無くなってしまったまま、ザビエルは、 “ 何とかして 中国に入国したい! ” という 強い思いをもって、密貿易地である 上川島 ( サンシャンとう ) に、1552年8月の終わり頃に 上陸しました。

  当時 この時期、ポルトガル人や 船乗り、その僕 ( しもべ ) たちが2千人ほど 住んでいて、ザビエルは、彼らのために、竹とむしろで 小さな聖堂を建て、司祭としての働きを 始めていきました。

  中国人の商人たちに、 “ 広東に渡りたい ” と話してみますが、誰も協力を約束しませんでした。

 “ もし、外国人を 中国に入国させる者に対しては、死刑の宣告がされていた ” のです。

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新型コロナウイルス感染拡大と教会(1)−大橋秀夫−

・写真:武庫大橋と皇帝ダリア

この度、大橋秀夫牧師が、SALTYからの執筆依頼に快く応じてくださり、『新型コロナウィルス感染拡大と教会』の一文を寄稿されました。
世界各国の危機的な状況の中で、日本の教会が直面している課題を明らかにしつつ、今後の歩むべき道を問いかけ指し示しておられる内容です。

3回の連載として掲載いたします。
皆様、ぜひ、ご一読くださいますよう、ご案内いたします。

● 3回の連載:<第1回>

 

 

大橋秀夫
「日本教会成長研究所」
(現、JCGIネットワーク)
コメンテイーター、理事、全国講師
日本福音自由教会
クライストコミュニティ教会  顧問牧師

 

新型コロナウイルス感染拡大と教会

はじめに

 それは2019年11月末の新聞の国際面一番下に15行前後の小さい記事だった。 新しいタイプの「ウイルスか?」と言うような見出しだった。WHOは、毎年その年のインフルエンザウイルスを特定するために中国へ調査団を派遣している。しかし、この新型ウイルスを発見したのは、WHOの調査団ではなく、中国の医師だった。
私は、これはきっと大きな問題となるに違いないと思い、その後も新聞に目を凝らしていた。案の定、12月に入ると中国で感染拡大のニュースが広がった。新たな事態をSNSで拡散させたとして、周医師は拘束され、自身が感染して亡くなってから、中国は国際的な非難を避けるために同氏を「英雄」に仕立て上げた。WHOがパンデミックを宣言したのは3月12日だった。この時にすでに感染はヨーロッパからアメリカへと拡大していた。

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多民族を誇る国の「同化政策」 – 臼井猛 –

写真:延吉芸術館とその前に立つ朝鮮族 Copyright by Senkaku Islands  (Wikipedia より)

臼井猛
SALTY論説委員

 前回、習近平体制において、キリスト教会を中国化する計画を中国が実行していることについてお伝えしました。今回は、多民族国家であることを誇っているはずの、中国共産党政権が、一気に、同化政策に舵を切っていることをお伝えしたいと思います。

中国は56の多民族国家

 私が中国で生活して驚いたことの一つは、少数民族に対する優遇政策でした。世界には多民族国家は数多く存在しますが、中国もその一つです。多数派は漢族で9割以上を占めますが、合計56もの民族がいます。こちらのサイトを見ていただければ、中国人といっても、これだけ多くの民族がいることに驚かれることでしょう。彼らが常に携帯しなければいけない身分証には、民族の欄があります。中国と言えば、漢族のイメージですが、チャイナドレスとも呼ばれる旗袍は、元々、漢族ではなく満州人のものでした。

民族の言語を守らせる政策

 少数民族の自治州や自治区に行けば、看板などの表記や公文書は、その民族の言語と漢語(中国語)の併記が義務付けられています。写真は、北朝鮮の国境に面する、吉林省の延辺朝鮮族自治州の首都、延吉の町の様子です。韓国の街並みのように朝鮮語もあり、そして中国語もあります。 “多民族を誇る国の「同化政策」 – 臼井猛 –” の続きを読む

習近平体制における中国の教会の変容 – 臼井猛 –

臼井猛
SALTY論説委員

大雑把な監視体制

 私は、中国で、ある働きをして数年いました。文化や習慣、制度が日本とはまるで違うので、初めの2年ぐらいは面食らいましたが、主が中国を愛する心を与えてくださいました。本当に中国が好きになり、今も愛しています。 “習近平体制における中国の教会の変容 – 臼井猛 –” の続きを読む

キヨキヨの中これ #3(動画) −明石清正−

 

 

明石清正
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員

 

明石清正の中東のこれだけはおさえたい、題して「キヨキヨの中これ」です。
中東情勢について初めての人にもわかりやすく解説しています。
動画は、シルバートランペットによる作成、編集です。

第三回目は、日本に住む私たちも中東に注目しないといけない理由を、説明しています。

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