写真:ガセム・ソレイマニ司令官(Wikipedia より)
明石清正
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員
聖書から「時」を視る
〜ゴーンの逃げた中東で、百倍大きなニュースが年末年始に登場〜
年始に、日本ではゴーン氏のレバノン逃亡という大きなニュースが飛んできましたが、同じく中東では、おそらくこちらのほうが世界を駆け巡っていますが、どでかいニュースが三つです。
写真:ガセム・ソレイマニ司令官(Wikipedia より)
明石清正
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員
年始に、日本ではゴーン氏のレバノン逃亡という大きなニュースが飛んできましたが、同じく中東では、おそらくこちらのほうが世界を駆け巡っていますが、どでかいニュースが三つです。
中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
SALTY-論説委員
日本の福音宣教を考えるとき、倉山満著『ウェストファリア体制』(PHP新書)が、いかに重要なテーマをであるか。〈日本のキリスト者が未だ語ってこなかったものであり、語らねばならないメッセージであり、語る使命がある〉。この『ウェストファリア体制』はそれを教えてくれます。私なりに「書評」という形でこの場をかりてお伝えしたい。私はこの本をぜひ日本のキリスト者にこそ読んでほしいと思っています。
“書評 倉山満著『ウェストファリア体制』 −中川晴久−” の続きを読む
●写真:2016年11月23日 GSOMIA(日韓秘密軍事情報保護協定)の署名(外務省のサイトより)
西岡 力
日本キリスト者オピニオンサイト
-SALTY- 主筆
国基研企画委員兼研究員
・麗澤大学客員教授
韓国の文在寅政権は11月22日、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄するとした決定の「条件付き効力停止」を発表した。また、日本政府による戦略物資の輸出管理強化を理由とした世界貿易機関(WTO)への提訴の取り下げを表明した。一方、我が国経済産業省は「韓国側が貿易管理体制の改善に向けた意欲を示している」として局長級協議を行うことを明らかにしつつ、GSOMIAと輸出管理問題は無関係との従来の立場を再確認した。
●懲りない文政権の虚偽発表
ソウルからの情報では、韓国側がフッ化水素酸など3品目の戦略物資について適切な扱いをすることを前提に輸出管理強化撤回を検討することで合意されたという。この合意はこれまでの日本の主張が完全に貫かれたものだ。輸出管理強化の理由は、3品目が韓国に輸出された後、テロ支援国などに転売されている疑いがあった上、輸出管理を適切化するための実務協議が文政権になり一度も開かれていないからだった。今回合意した局長級協議で韓国が管理適切化のための措置を明らかにすれば、輸出管理を元のやり方に戻すことはあり得る。
最近、香港、ソウル、ジャカルタなどアジアの各地で、政府の方針に反対する市民の大規模な抗議活動が、相次いで起こっています。それは、政府によって国民の自由と民主主義が脅かされていることに対する危機感が、人々に高まっていることが、要因の一つと言えるでしょう。
香港で政府と市民のせめぎあいが激しさを増している
香港では今年4月に政府が、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案を、立法会に提出しました。6月以降、これに反対する市民の大規模な抗議活動が続き、10月23日の立法会本会議で、香港政府は正式に条例の改正案を撤回しました。
中国の習近平(シー・チンピン)国家主席は11月4日夜、上海で香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官と会談し、「秩序を回復することが香港政府の最重要任務であり、法に基づいて暴力活動を処罰することが香港市民の幸福を守ることになる」と述べました。中国共産党は、香港の情勢を安定させるために、法制度の整備を進める方針を打ち出しています。
11月24日に予定されている区議会議員選挙を前にして、民主派の議員3人が、逮捕・起訴されました。政府や警察が強硬姿勢を示す中で、市民の反発は激しさを増しており、抗議活動に参加する市民が数万人の規模になっています。若者たちは地下鉄の駅や店舗を壊したり、道路にバリケードを築いて燃やすなど、過激な行為に及んでおり、警察は催涙弾を多用しています。
11月4日に行われた抗議活動に参加していた男子大学生が、警察の強制排除の最中に建物から転落して、8日に病院で死亡しました。11日の朝には、抗議活動に参加していた若者たちに警察官が発砲し、男性1人がけがをして一時重体となりました。
祝福された集会となりました!
大きく左傾化したように見える、日本のキリスト教界の動きを憂うキリスト者たちが、2015年に始まった facebook グループの「社会問題を語るキリスト者のひろば」に集い、意見交換や提言、情報交換を続けてきました。そのような交流の中から、有志たちにより 2018年4月1日、『日本キリスト者オピニオンサイト SALTY-』の立ち上げが実現し、更には「ネットの世界から現実の世界に出た活動を」との声が上がりました。
10月14日月曜日、あの「大東宣言」(*1)を出された大東キリストチャペルにおいて、「第1回公開講演会 in 大阪」が開催されました。