写真:ソウル市鐘路区にある憲法裁判所庁舎(Wikipedia より)
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
麗澤大学特任教授
国基研企画委員兼研究員
韓国保守派の極右化を憂える
しかし、憲法裁判所は、野党との葛藤や不正選挙への疑いは「政治的、制度的、司法的手段を通じて解決すべき問題であって、兵力を動員して解決できるものではない」と述べ、国民への警告は憲法の定める戒厳の目的に当たらないとした。
写真:ソウル市鐘路区にある憲法裁判所庁舎(Wikipedia より)
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
麗澤大学特任教授
国基研企画委員兼研究員
明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表
現在(2022年7月11日)、安倍元首相の暗殺犯が、宗教団体(統一協会のこと)に対する恨みで、それとのつながりが安倍氏がこの宗教団体に近いということで、彼を狙ったと供述しているという報道が起こっています。とても気になっていることがあります。下の記事に、その懸念が明確に書かれていたので、ご紹介します。
誰がどんな理由で「安倍氏と宗教の関係がテロの原因」と言っているのか
私は非常に少ない経験ではあるものの、政治家の方々、しかも、後に副大臣やその他の役職を務めた自民党の方々にもお会いしたことがあります。そして数多くの経営者の方々にもお会いしてきました。
良い意味で驚きでした。それは、一般にキリスト教に対して抱いているアレルギーがない、ということです。人は宗教を持っているもの、というぐらいまでの心の余裕がおありで、キリスト教の牧師が、違和感なく関われる雰囲気があります。当該の政治家の方々も、普通に接してくださいました。しかも、ご質問が適切なのです、いわゆる偏見や無知というものが、かなり少ない内容です。
それは逆に言うと、政治と宗教、また経済が密接につながっているように見える、ということです。けれども、宗教が政治の世界を支配しているというところまでの力は、実際はありません。そこまで言ってしまえば、陰謀論の領域になると思います。
写真:By Tom Arthur from Orange, CA, United States – vote for better tape, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5131677
明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表
米大統領選の不正選挙のニュースが、英語、日本語問わず、私のフェイスブックのタイムラインに入ってきます。その中で、不安な思いにさせる文言が流れてきます。「クリスチャンは何も知らない」「今回の大統領選は光と闇を分ける分岐点」であるとか。
一種の霊的エリート主義に陥っているのではないか?と感じました。つまり、「あなたは未だ、このことについて知らない」として、私たちは知っているから、この情報を得なさいと誘い、そして、その先には、ディープ・ステイト(影の国家)を粉砕する、世を救うトランプ大統領がいる、という流れです。