虚像と実像 −久保田典彦−

『キリシタン史からのメッセージ』
 高槻・Ucon:第29回 

 

 

━ 久保田 Ucon 典彦 ━

阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

虚像と実像

● 私たちの 主イエス・キリストにも、髙山右近にも、当時の、残された画像があるわけではありません。

 イエス・キリストの場合は、「 聖書 」 があります。また 歴史史料を補助として、“ 私のキリスト像 ” を心に描いていくことになります。
“ これが正解 ” というものが ないわけですから、百人百様 の キリスト像になります。
絵画 ・ 彫刻 ・ 小説 ・ 映画 ・ ドラマ ・ 音楽 ・・・・・ いろいろな形で表現された キリスト像を見て、共鳴し・感動してきました。
それぞれが、真摯に、精一杯の キリスト像を描き ・ 演じ ・ 表現しています。
それぞれに対して、私の琴線に触れるものには、私も共鳴していくことになります。

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日本語 は むずかしい! − 久保田典彦 −

『キリシタン史からのメッセージ』
 高槻・Ucon:第28回 

 

 

 

━ 久保田 Ucon 典彦 ━

阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

 【 日本語 は むずかしい! 】

● 1549年8月15日に、フランシスコ ・ ザビエルは、祈り ・ 願っていた 日本の地に やってきたのでしたが、

日本に来るまでの 2年間の 準備の間、日本に関する 情報を集め、日本語についても、少しは 習得しようとしたはずです。

しかし、言葉を語って、キリスト教のことを 伝えていこうとしている宣教師にとって、言葉の問題は、一番大きな課題でした。

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イースターメッセージ~イエスとの出会い~ -中川晴久-

 

 

 

中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
SALTY 論説委員

イースターメッセージ「イエスとの出会い」
Ⅰコリント15:1-9

イースターとは、イエス・キリストが復活されたことを祝う日です。
少々難しく言えば「イエス・キリストは十字架にあって死を打ち破りよみがえった。主イエスは死を打ち破り、人類を罪の支配から解放して下さった。」ということでしょう。
このイエス・キリストの死からのよみがえりを、<復活>といいます。
ただ、そんな堅苦しい言い回しではなく、もっとそこにはキリスト教の本質的なあり方と意味があります。

さて、「復活」は信仰者でない人たちにとっては「最大の難所」ともいわれています。教会に初めて来た人が「復活」について「それは後の人が勝手にでっち上げた物語だ!」と言うのを、私も聞いたことがあります。
この死からの復活という「最大の難所」を通ることができれば、信仰を持っていないよという人も、信仰を持つことができるでしょう。
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「キリストのへりくだり」に生きる幸い −井草晋一−

公同の礼拝メッセージ(公同礼拝用)

自然災害、インフルエンザなどで教会に集うことが困難な場合のために。

<No.1> 「キリストのへりくだり」に生きる幸い

<No.2> 人生の柱、基礎は大丈夫?

<No.3> 心配事からの解放と慰め

<No.4> み言葉に生きる

地域教会の牧師の礼拝メッセージ、また、礼拝メッセージのご依頼を受け、教会で語られたメッセージです。

どちらの教会の礼拝においても使用できるように、牧会上のコメントや地域教会での特定のコメントなどを除いて編集したものです。
「音声」、「動画」(YouTube など)を、PAや TV、プロジェクターなどでご利用ください。

専任牧師が不在の教会や、礼拝計画の中で必要な場合、また、台風や洪水、地震、大雪(凍結)などの自然災害、インフルエンザなどで教会に集うことが困難な場合に、地域ごとの家庭での礼拝、また、集会場所でご利用いただければ幸いです。

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イエズス会と茶道 −久保田典彦−

写真:「 茶室で祈る髙山右近 」 ( 柳柊二・画 )

『キリシタン史からのメッセージ』
 高槻・Ucon:第27回 

 

 

 

━ 久保田 Ucon 典彦 ━

阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

イエズス会と茶道

● 日本に初めて 正式にキリスト教を伝えた 宣教師フランシスコ ・ ザビエルを始め、巡察師ヴァリニャーノや オルガンチーノ神父など、イエズス会の宣教師たちは、

日本人に キリスト教を伝えていくためには、

日本 ・ 日本人を よく理解し、それらに適応していきながら、願いである “ 救いの福音 ” を伝えていくことが 大切なことであると考えていました。 ( 全員が 一致していたわけではありませんが )

“ 日本人とお茶 ” の関係 ・ 日本文化としての “ 茶の湯 ” ( わび茶 ) が、日本では 大切に考えられていることを 認識していきました。

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クリスマスメッセージ~小さき者として~ -中川晴久-

 

 

中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
SALTY 論説委員

 

クリスマスメッセージ~小さき者として~
マタイ3:16-17

<クリスマスとは>

 クリスマスとは、「キリストのミサ」の意味でキリストの誕生をお祝いする日のことです。ルターはクリスマスの次の主日礼拝にて、「キリストを信じるとき、その人に定めの時が来るのです。」(W.A.10.I.352ff.)と語っています。
つまり私なりの理解でいうと、私たちキリスト者にとって、イエスさまを信じたその日がクリスマスということでもあります。イエスさまが実際にお生まれになったのは、冬ではなく秋ごろであったといわれています。ミトラ教の太陽神を祝う冬至の祭に、クリスマスをキリスト教の祭りとしてぶつけたという話も聞きます。

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日本で最初に祝われた クリスマス −久保田典彦−

『キリシタン史からのメッセージ』
 高槻・Ucon:第26回 

 

 

 

━ 久保田 Ucon 典彦 ━

阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

日本で最初に祝われた クリスマス

━ 久保田 Ucon 典彦 ━

日本で最初に祝われた クリスマス は、いつのことで、どのようなものだったのでしょうか。

 いつのことか、と言いますと、今から 467年前の、1552年12月25日 のことです。
時代で言いますと、室町時代になります。

 宣教師の フランシスコ ・ ザビエルが、日本に キリスト教を伝えたのが、1549年のことですから、その3年後に、日本最初の クリスマス ミサ ・ クリスマス礼拝がささげられました。そして、愛餐会がもたれ、祝われています。
場所は、山口県山口市の 司祭館 においてです。

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書評 倉山満著『ウェストファリア体制』 −中川晴久−

 

 

 

中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
SALTY-論説委員

 日本の福音宣教を考えるとき、倉山満著『ウェストファリア体制』(PHP新書)が、いかに重要なテーマをであるか。〈日本のキリスト者が未だ語ってこなかったものであり、語らねばならないメッセージであり、語る使命がある〉。この『ウェストファリア体制』はそれを教えてくれます。私なりに「書評」という形でこの場をかりてお伝えしたい。私はこの本をぜひ日本のキリスト者にこそ読んでほしいと思っています。
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クリスマスおめでとうございます。

皆様の上に、また、ご家族の皆様お一人お一人に神様の慈しみと祝福が豊かにありますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

日本キリスト者オピニオンサイト  -SALTY-
代 表:後藤献児朗
主 筆:西岡 力
編集長:井草晋一
論説委員一同

「祈りの人」髙山右近 −久保田典彦 −

※ 写真:「祈る髙山右近」 (水戸成幸・画)

 

『キリシタン史からのメッセージ』
 高槻・Ucon:第25回 

 

━ 久保田 Ucon 典彦 ━

阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

「祈りの人」髙山右近

 髙山右近も お父さんの飛騨守も、 「 祈りの人 」 でしたよ!

高槻城内にあった教会、今の 野見神社の所にあった教会では、毎朝、早天のミサ ・ 早天祈り会が持たれていました。

 毎朝、キリシタン達が集まってきて、祈りをささげていたわけですが、教会に 一番にやって来たのは、誰だったと思いますか?

 高槻城主である髙山右近か、お父さんの 飛騨守か、この二人の内の どちらかだったのです。

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