キリスト者と政治
日本キリスト者オピニオンサイト SALTY 「第1回公開講演会」
日本キリスト者オピニオンサイト SALTY 「第1回公開講演会」
日頃、SALTY の論説記事や各種の情報提供に注目し、ご愛読くださいます皆さまに感謝申し上げます。
編集長からの「SALTY 短信」(No.1)をお届けいたします。
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現在、SALTY 主筆 西岡力の論説『「韓国の反日は差別主義」と韓国保守派が自己批判』(2018年10月9日に「日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-」で公開)の アクセス数が増大しています。
(写真:西岡力 主筆)
「反日種族主義」や「李栄薫(イ・ヨンフン)・前ソウル大学教授」のお名前などで、検索がかけられているようです。
「李栄薫(イ・ヨンフン)・前ソウル大学教授」ご自身の TouTube (日本語の字幕付き)が、今年の 4/25 に公開されたことも影響しているのでしょう。
皆さま、ぜひ、西岡力主筆の論説と、李栄薫(イ・ヨンフン)・前ソウル大学教授 の YouTube をご覧ください。
(SALTY 編集長:井草 より)
<西岡力 主筆 の論説>
『「韓国の反日は差別主義」と韓国保守派が自己批判』
<李栄薫(イ・ヨンフン)・前ソウル大学教授の YouTube >
『1. 反日種族主義を打破しようシリーズを始めるにあたって』
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト
-SALTY- 主筆
モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授
● 8月23日(水)の「産経新聞<正論>」に掲載された、韓国情勢と文政権に関する拙文です。
(産経新聞 2019.8.23.)
8月15日、韓国ソウルで、大規模な反文在寅デモがあり、そこで親日スローガンが叫ばれたことは、ほとんど日本で伝えられていない。韓国は反日一辺倒ではない。むしろ、最近の特徴はこれまで表に出ることがほとんどなかったアンチ反日が多数出てきたことだ。保守派は、現在の韓国の反日が「親北反日」になっているとしてアンチ反日の声を高めている。
「親日」デモを読み解く
デモ参加者の多くは韓国の国旗・太極旗と米国の国旗・星条旗を持っていたが、日の丸を持っている人もいた。「今の反日は親北容共で韓国に有害だ」「現在の日本は敵でなく、共産主義と共に戦う味方だ」という演説が相次いだ。壇上からの「日本は友人」「敵ではない」「反日は愛国ではなく反逆」という呼びかけに参加者が抵抗なく唱和した。
日本で多数報じられた「NO安倍」プラカードを掲げた反日デモは、面積や密度からして「親日」デモより動員数は少なかった。
写真:日韓首脳会談(2018年5月9日) 外務省HPより
井草晋一:SALTY 編集長
・ピヨ バイブル ミニストリーズ 代表
・Piyo ePub Communications 代表
隣国(韓国)政府の姿勢と対応
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2月26日の閣議で、「親日を清算して独立運動を適切に礼遇することが正義ある国に進む出発点だ」と述べました。
3月1日に日本の植民地支配に抵抗して起きた「三・一独立運動」から100年を迎えるのを前に、支持層に訴えるねらいとみられる、とのことではありましたが、韓国の現政権の日本に対する姿勢が明確に現れていたと言えましょう。
昨年12月20日に起きた、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊 P-1 哨戒機に対する攻撃用レーダー(火器管制レーダー)照射問題に対する韓国政府の対応は、多くの日本国民に隣国の政府に対する疑問や不信感を起こさせるものでした。
また、韓国大法院(最高裁)が三菱重工業に元徴用工や元朝鮮女子勤労挺身(ていしん)隊員らへの賠償を命じた訴訟の判決に対して、韓国政府の対応がなされない中で、7月23日に、原告を支援する韓国・光州の弁護団が差し押さえた同社資産の売却を裁判所に申請したことが明らかになりました。日本企業資産の売却手続きが取られるのは日本製鉄、不二越に続き三菱重工が3社目となります。
田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員
「その時に備えて」の冊子の中には次の表現は見当たらないのですが、5月に天皇の代替わりが行われてから、わずか2か月足らずの間に、以下のような大変不適切な表現に私は既に3回も遭遇しています。みなキリスト教関係団体の講演や文書ではあるのですが、日時や場所、発言のでどころもみんな違います。その表現とは
田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員
前回はイタリア、スペイン、フランスなどの共産党と日本の共産党とでは、民主集中制(党内独裁)があるかないかで、全然その様相が違うということをお話ししました。
しかし、ネット検索をすると、インターネット百科事典ウィキペディアの「日本共産党」の項目には、民主的で意見の多様性を認める「ユーロコミュニズム」の政党であるとあります。(2019年6月13日現在)
一方で、「ユーロコミュニズム」の項をウィキペディアで調べてみると(2019年6月13日現在)、日本共産党はユーロコミュニズムの政党ではないと書かれています。これはいったいどうしたことでしょうか? “週の真ん中ストレート(13) ユーロコミュニズムを巡る暗闘 −田口 望−” の続きを読む
田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員
『「その時に備えて」に備えて』はこのシリーズ内で案内していた順番を変えて今回もっともクリティークなことを論述しようと思います。すべては私の遅筆に起因します。ご容赦くださいませ。
田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員
前回、私は、左のすべては悪いわけではなく、共産主義と名が冠していてもキリスト教主義に立脚しようとしているものすらあることを案内しました。
実際に世界に目を転じてみましょう。資本主義陣営、西側諸国にあり「共産党」で政権与党入りした国だってあるのです。小沢一郎氏が昨今提唱する野党の比例代表統一名簿作戦「オリーブの木」はもともと、イタリアがその典拠です。
イタリアの左派連合政権で、その中核をになったのは左翼民主党でその前身はイタリア共産党でした。また、フランスでも1997年の保革共存政権で社会党のジョスパン内閣にフランス共産党は2名の閣僚を送り込んで政権の一翼を担いました。こういう事例を見ると日本でも日本共産党と組んで選挙協力、はたまた共産党を含めた連立政権ってありに見てくる人もいるのでしょうが実際はどうなのでしょうか?
写真:絵画フランス革命「テニスコートの誓い」(Wikipedia より)
田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員
私は本誌の週の真ん中ストレートにおいて、度々日本共産党の危険性について指摘し、その本質は、キリスト教と似て非なるものであり、「キリスト教の異端」「フォイエルバッハ急進派」と呼んでも差し支えないとまで申し上げました。
しかし、それは、私が右翼であるとか、現政権を支持していることを意味することではありません。また政治的に左の考えを持つこと自体がキリスト教倫理において罪だと言っているわけでもありません。むしろ、私自身のキリスト者としてのあり様をいくから披歴するならば、私こそが、左なのです。 “週の真ん中ストレート(11)良い左、ダメな左ー田口 望” の続きを読む