横田めぐみさんたちを取り戻す最後の戦いが始まろうとしている −西岡 力−

西岡力
「救う会」
北朝鮮に拉致された日本人を救出する全国協議会 会長
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆

 

● 6月21日(木)、都内で持たれた「横田早紀江さんを囲む祈り会」で西岡力「救う会」会長が行った報告です。


横田めぐみさんたちを取り戻す最後の戦いが始まろうとしている

 6月12日の米朝首脳会談を終えて、マスコミの中でもいろんな評価があるといいます。私も、いくつか書いたりしています。
勿論、目に見えて北朝鮮側から、被害者を返すとか出てきたわけではないですが、拉致問題の観点からみると一定程度前進したと、断言できると思っています。

“横田めぐみさんたちを取り戻す最後の戦いが始まろうとしている −西岡 力−” の続きを読む

玉虫色の米朝合意をどう読むか −西岡力−

 

 

西岡力
(救う会会長・本サイト主筆)

産経新聞6月14日掲載「正論」コラム

玉虫色の米朝合意をどう読むか


都合の良い「朝鮮半島の非核化」

 12日の首脳会談で米朝は「朝鮮半島の完全な非核化」実現で原則的な合意をした。これが米国の思惑通り北朝鮮の核兵器完全廃棄の方向に進めば、北朝鮮は見返りとして日本からの多額の経済協力資金を得ようと日本に接近してくる。すでに5月段階で、北朝鮮政権内部筋は私に、米朝協議がうまくいけば、2002年の小泉純一郎首相訪朝時の日朝協議で取ることに失敗した多額の過去清算資金を受け取るという方針が決まっていると、話していた。

“玉虫色の米朝合意をどう読むか −西岡力−” の続きを読む

朝鮮戦争中の拉致被害者10万人を忘れてはならない −西岡力−

 

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト
-SALTY-  主筆
「救う会」 会長
(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)

 米朝首脳会談の数日前である6月8日、韓国の拉致被害者家族会がソウルで、「北朝鮮政権の不法拉北・拉致問題解決のための13ヶ国国際共助対処方案発表会」と題する国際会議を主催しました。私も参加し発表しました。そこでなされた韓国人拉致被害者家族の訴えが心を打つものでしたので、全文を日本語にしました。また、同会議の決議もつけておきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

朝鮮戦争中の拉致被害者10万人を忘れてはならない

2018.6.8
朝鮮戦争北朝鮮拉致被害者家族協議会
理事長 李 美一

 6月12日の米・朝首脳会談を前にして準備いたしました「北朝鮮政権の不法拉北・拉致問題解決のための13ヶ国国際共助対処方案発表会」に参加して下さった国内外の来賓の皆さま、心より感謝申し上げます。 特にお忙しい中にも祝辞を述べるために参席くださった金錫友・元統一部次官に感謝の言葉を申し上げます。

“朝鮮戦争中の拉致被害者10万人を忘れてはならない −西岡力−” の続きを読む

安倍晋三という総理(3) −中川晴久−


中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイトSALTY 論説委員

   前回:安倍晋三という総理(2)


「保守」とは 

 歴史問題おいて、安倍総理は「保守」の政治家です。おそらく、このことについて異論のある人は、ほとんどいないでしょう。総理自身は「保守」について次のように言っています。「わたしにとって保守というのは、イデオロギーではなく、日本および日本人について考える姿勢のことだと思う。」と。実に的確な表現です。

“安倍晋三という総理(3) −中川晴久−” の続きを読む

金正恩は核を廃棄する意思があるのか? ——北朝鮮のいう「朝鮮半島の非核化」は米韓同盟の解体 −西岡力−

 

西岡力

「救う会」会長
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆

金正恩は核を廃棄する意思があるのか?

— 北朝鮮のいう「朝鮮半島の非核化」は米韓同盟の解体 —

 トランプ政権は金正恩に対して、すべての大量破壊兵器の短期間での全面廃棄を求めている。トランプ大統領はボルトン補佐官らが主唱していた「リビア方式」という用語を否定した。その上で、カダフィは大量破壊兵器廃棄を実行したが内乱により殺されたことをあげて、金正恩が大量破壊兵器廃棄を実行すれば安全と繁栄を保証するとした。しかし、もし実行しなければリビアのように金正恩も滅ぼされる、と警告した。それが「トランプ方式」だ。

“金正恩は核を廃棄する意思があるのか? ——北朝鮮のいう「朝鮮半島の非核化」は米韓同盟の解体 −西岡力−” の続きを読む

トランプ大統領の米朝首脳会談中止決断を支持する -西岡力-

拉致被害者救出のためにこの道しかない

平成30年5月25日


西岡力(「救う会」会長)
日本キリスト者オピニオンサイト −SALTY−  主筆

 

 トランプ米大統領が5月24日夜(日本時間)金正恩に「現時点では会談を行うのは不適切だ」とする書簡を送り、6月12日に予定されていた米朝首脳会談を拒否することを通告した。

同書簡でトランプ大統領は、会談拒否の理由として、北朝鮮が最近、米国に対して「猛烈な怒りと露骨な敵意を示してきた」と書いた。 “トランプ大統領の米朝首脳会談中止決断を支持する -西岡力-” の続きを読む

なぜ朝鮮学校への補助金に反対するのか −西岡力−

 

 

西岡力

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆
「救う会」 会長
(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)

なぜ朝鮮学校への補助金に反対するのか

 私は北朝鮮に拉致された日本人を救う国民運動のリーダーとして、朝鮮学校への地方自治団体からの補助金を中止すべきだと訴え続けてきました。今年(平成30年)の「家族会(*1)」・「救う会(*2)」の運動方針でも、「朝鮮学校に対する自治体補助に対して、拉致に関する教育内容の観点などから反対する。各自治体への運動を継続強化する。朝鮮大学校の各種学校認可取り消しを求める運動を行う」ということを決めました。

“なぜ朝鮮学校への補助金に反対するのか −西岡力−” の続きを読む

北朝鮮人民に自由を、拉致被害者に自由を -西岡力-

2018年4月28日、韓国国会議員会館で開催された「第15回北韓自由週間」開会式でのあいさつです。

 

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆
救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)会長

北朝鮮人民に自由を!、拉致被害者に自由を!

 アンニョンハシムニカ(こんにちは)。また、皆さんにお会いできてうれしいです。 15回めの行事です。長いことやってきました。しかし、まだ達成できていません。

 私はいつもこの行事に参加しながら強調していることがあります。この行事は「北韓自由週間」です。人権週間ではありません。日本には12月に北朝鮮人権週間があります。日本の北朝鮮人権法に定められた公式行事です。外国から見れば人権問題です。
しかし、私たちのこの行事は自由週間です。答えが自由だからです。自由統一だからです。人権の核心は自由です。人権侵害の根本は自由を奪われていることです。

“北朝鮮人民に自由を、拉致被害者に自由を -西岡力-” の続きを読む

人権・核廃棄なしの板門店宣言 −西岡力−

 

西岡力
「日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆
モラロジー研究所教授、麗澤大学教授

人権・核廃棄なしの板門店宣言

 悲しさをにじませた脱北者たち

 「多くのテレビ局から、板門店会談で出された北朝鮮料理の解説をしてほしいという依頼がきたが全部断った。文在寅大統領と金正恩(委員長)が何を食べようと知ったことではない。国連機関によると北朝鮮住民の7割が栄養失調でその半分は餓死直前だという。それなのに北朝鮮住民に自由と人権を与える論議がなかったことは許しがたい」

 文大統領と北朝鮮の独裁者・金委員長の会談翌日の4月28日、韓国の国会議員会館で開催された「第15回北朝鮮自由週間」開会式で、博士号を持つ北朝鮮料理専門家の女性脱北者が語った言葉だ。

“人権・核廃棄なしの板門店宣言 −西岡力−” の続きを読む

安倍晋三という総理(2) -中川晴久-

 

 

 

中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイト−SALTY− 論説委員

 

<積極的な外交の展開>

 安倍総理が、亡き父・晋太郎氏(1991年没)の地盤を引き継ぎ代議士になったのは、1993年、総理が38歳の時でした。その政治センスが磨かれたのは、父・晋太郎氏が生前に外務大臣の要職にあるとき、秘書官として働いた経験が大きいようです。当時の中曽根康弘元首相は在任中の4期にわたって晋太郎氏を外務大臣として起用しました。その期間は3年8ヵ月に及びます。安倍総理は、3年間勤めた神戸製鋼を退社したのち、1982年から晋太郎氏に同行し、20回ほどの外遊に出ています。
もが多くの場合、最初の経験が後の経験の基礎をつくります。今日の安倍政権が外交に強い理由は、ここにあるのかもしれません。

“安倍晋三という総理(2) -中川晴久-” の続きを読む