平成30年1月25日
(首相官邸のホームページより)
安倍晋三元総理大臣殉職に対する家族会・救う会声明
ライフワークとして北朝鮮拉致問題に取り組んできた安倍晋三元総理大臣(以下、安倍総理と呼ばせていただく)が襲撃され殉職された。拉致というテロと戦ってきた安倍総理がテロに遭うという事態がなぜ起きるのか。悔しくて悲しくて言葉にならない。
平成30年1月25日
(首相官邸のホームページより)
ライフワークとして北朝鮮拉致問題に取り組んできた安倍晋三元総理大臣(以下、安倍総理と呼ばせていただく)が襲撃され殉職された。拉致というテロと戦ってきた安倍総理がテロに遭うという事態がなぜ起きるのか。悔しくて悲しくて言葉にならない。
写真:「梅雨明けの大阪と大阪空港」6/28_Shinichi Igusa
バイブル・ソムリエ:亀井俊博
「西宮北口聖書集会」牧師
「芦屋福音教会」名誉牧師
2022. 5. 30.
政治の定義の変遷
私が学生時代、そうですね60年も前の話し。法学部生でしたが、「法律学科」に所属、他に政治学科がありました。私は、好奇心が多く経済学部、英文学科、哲学科、神学部等様々な分野を聴講し、それが随分その後の人生の肥やしになったと思います。で当時のお隣さん「政治学科」では、政治とは権力をめぐる闘争である。資本家階級か労働者階級か、どちらが権力を奪うか、武力革命闘争か議会闘争か、要するに階級闘争の政治学でしたね。あの政治学者はブルジョア政治学だと、言うのは軽蔑のレッテルでした。
写真:日本国憲法(国立公文書館デジタルアーカイブ)
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
歴史認識問題研究会会長・モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授
明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表
今、米国社会で中絶の賛否が大きな話題となっています。「(米国の)連邦最高裁は2021年12月から、南部ミシシッピ州が導入した「中絶制限法」の合憲性をめぐって審理を続けている。この中で同州は女性に中絶の権利を認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を見直すよう求めていた。米政治サイトのポリティコが2日、同判決を覆す最高裁の多数派意見の草稿を入手したと報じた。」(日経5月4日「中絶制限、米最高裁草稿リークで激震 大統領は反対」)
日本に生きるキリスト者にとって、同性婚や中絶の問題は、とっても複雑な思いになり、難しいと感じています。中絶のことは、日本では政争にもならない問題ですが、なぜこのように大きく報じられるのか?これは、キリスト者でない方であっても、大いに関係する問題であり、日本社会に生きる難しさを感じます。なるべく、整理してお話ししていきたいと思います。
ひとえに、日本国がいかに米国の影響下にいるかを、まざまざと見せつけられる出来事なのです。
第一に、同性婚が今、世界の潮流であるように思われていますが、世界を見渡せば、西欧の世俗社会の運動にしか過ぎないものだということです。
今、ロシアがウクライナを侵攻し、東欧諸国は猛烈に反攻していますが、同性愛については、両者とも反対の立場です。東方教会の影響があるからです。中東の東方教会も反対の立場です。イスラム圏は言わずもがなです。 “未だ米国に支配されている日本 – 中絶や同性婚から見る ~ 明石清正 ~” の続きを読む
明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表
ユニークな起業家たちが集まって、お互いの熱い思いを語る「ビズテリア・クラブ」という集まりがあります。私、明石清正は、毎月、「激動の世界情勢を聖書から読み解く」という勉強会を担当させていただいています。
ソルティーの主筆である西岡力先生にも、かつてビズテリアでお話ししていただいたことがありました。昨年11月「わが体験的コリア論」という新著を出されて、ソルティーでも私が書評を書かせていただきましたが、それを見た、ビズテリアの代表、勝山牧生さんが、「ビズテリアの共創トークで、出演していただけませんか」とのご依頼を受けました。
ところでビズテリアには、笠ひろふみ議員が関わっておられます。笠先生は、長年、拉致議連で積極的に関わっておられ、西岡先生ともよく知り合っている仲です。そこで笠先生にもご出演をお願いし、今回のトークが実現しました。
写真:阪急 大阪梅田駅(撮影:2022-2/20)
バイブル・ソムリエ:亀井俊博
「西宮北口聖書集会」牧師
「芦屋福音教会」名誉牧師
「新しい資本主義とは?〜その心情倫理〜」
2022・1・26
(A)新しい資本主義とは? 島田恒先生の年賀状
私は今年80才を迎えます。この歳になっても年賀状を沢山いただき、ありがたく思っています。その中に、教友で関西学院大学客員講師のキリスト者経営学者の島田恒先生が、“「新しい資本主義」って何なのか”と言う、短文ながら流石と思わせる文章を書いておられるのでご紹介します。
“岸田総理の公約の中で最も印象的なものは「新しい資本主義の実現」である。資本主義市場経済は社会主義経済を圧倒し、経済成長を支え富の拡大に貢献した。・・しかし勝ち誇った資本主義市場経済は新自由主義と言われ、企業による最大利潤追求、個人には能力主義が強化され、所得格差・環境軽視・公共倫理の低下などの問題が生じている。このままでは立ちいかなくなる現実の前に、岸田総理の言う「新しい資本主義」がテーブルに載せられたということができる”
と見事な分析がなされています。
写真:武庫大橋と子どもたち/「環境神学」あとがき p.103
バイブル・ソムリエ:亀井俊博
「西宮北口聖書集会」牧師
「芦屋福音教会」名誉牧師
2022・1・15
ほほえみの国、日本!
先日あるベテラン・エコノミストが某TV番組で話していました。コロナ禍が始まる直前の事、香港に仕事で行ったとき、空港であるパンフレットを見てショックを受けたと言う、そこには“ほほえみの国、日本ツアー案内”とあった。“ほほえみの国”と言えば、かつてはタイであったはず、いや私を含め今でもそう思っている人が多いでしょう。しかし中国人から見れば、もはや日本はかつてのエコノミック・アニマルの儲け話にぎらつく目を止め、厳しいビジネス競争に疲れた香港人はじめ、中国のビジネス・パーソンを癒す、優しい“お・も・て・な・し”のこころをたたえた“ほほえみの国”になった、と見えている,と言うのです。エコノミスト氏だけでなく、私もかなりショックでした。
2018年4月1日の「日本キリスト者オピニオンサイト −SALTY−」の創立以来、多くの皆様のご支援と祈りのサポートをいただき、心より感謝申し上げます
SALTYの働きのために、献金、ご寄付をくださいました皆様に、SALTY のWEB掲載にて感謝のご報告をさせていただきます
写真:「西谷の森公園」宝塚市
バイブル・ソムリエ:亀井俊博
「西宮北口聖書集会」牧師
「芦屋福音教会」名誉牧師
2021・11・3
先日、芦屋キリスト教協議会と言う、芦屋市内のカソリック、プロテスタント等市内キリスト教会のほとんどが参加する団体が主催する“市民教養講座”で、“モーセ”についてお話しくださいと依頼を受けました。そこで“人生120年時代のヒント、モーセに学ぶ”と題してお話ししました。
モーセと言う人は120才まで生きた人で、超長寿社会到来(“人生120年時代が来る「抗老化」研究最前線リポート”週刊朝日2021・7・23)の現代人の生き方モデルとなると思います。