(Photo by Aney, 2005-08-27)

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
歴史認識問題研究会会長・モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授
参照:「歴史的事実に基づいて反論せよ」
(2022-1/28 SALTYの論説)
毎日と共産の強制連行説に反論
今後ユネスコの審査過程で韓国政府とマスコミが「佐渡金山は朝鮮人強制労働の現場だ」として世界文化遺産登録に反対することが予想されるが、官民が協力して事実に基づく反論をすべきだ。
日本キリスト者オピニオンサイト
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
歴史認識問題研究会会長・モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授
参照:「歴史的事実に基づいて反論せよ」
(2022-1/28 SALTYの論説)
写真:阪急 大阪梅田駅(撮影:2022-2/20)
バイブル・ソムリエ:亀井俊博
「西宮北口聖書集会」牧師
「芦屋福音教会」名誉牧師
「新しい資本主義とは?〜その心情倫理〜」
2022・1・26
(A)新しい資本主義とは? 島田恒先生の年賀状
私は今年80才を迎えます。この歳になっても年賀状を沢山いただき、ありがたく思っています。その中に、教友で関西学院大学客員講師のキリスト者経営学者の島田恒先生が、“「新しい資本主義」って何なのか”と言う、短文ながら流石と思わせる文章を書いておられるのでご紹介します。
“岸田総理の公約の中で最も印象的なものは「新しい資本主義の実現」である。資本主義市場経済は社会主義経済を圧倒し、経済成長を支え富の拡大に貢献した。・・しかし勝ち誇った資本主義市場経済は新自由主義と言われ、企業による最大利潤追求、個人には能力主義が強化され、所得格差・環境軽視・公共倫理の低下などの問題が生じている。このままでは立ちいかなくなる現実の前に、岸田総理の言う「新しい資本主義」がテーブルに載せられたということができる”
と見事な分析がなされています。
写真:「キリスト者から見る〈天皇の代替わり〉」教会と政治フォーラム発行
臼井猛
SALTY論説委員
以下は、東京基督教大学理事長の朝岡勝牧師による、「2・11平和の集い」における、オンラインでのお話です。(39:30辺りから)
https://youtu.be/zSwmPdpHvX0?t=2055
クリスチャン新聞にも記事になりました。
祖父の神社参拝と検挙が当事者性の核にある「2・11平和の集い」で朝岡氏
様々なお働きに敬意を持っています。それと、ここでお語りになっていることは是々非々で、私の考えを述べさせていただきます。
やはり仰っていることの起点が、日本がかの戦争で戦っている、しかも後期、終戦直前のことを、今の時代にもそのまま残っているという視点で語られています。もちろん、あの時の状況は大変だったので、それを反省して、歴史的に検証していくという試みは、絶えず必要だと思います。
しかし、日本の社会で、今、起こっているあらゆることを、あたかも、当時の天皇主義の復古であるかのように色づけてしまうことはいかがなものなのでしょうか?例えば、朝岡先生は、佐渡金山の歴史戦というものも、天皇主義の復古として取り上げています。これは、ソルティーの主筆である西岡力教授も、最前線で取り組んでいるわけですが、歴史における学説を検証し、また、韓国の民族主義における対日の外交戦という側面も強い動きです。それを、どうして一括りにして話してしまうのであろうか?と思います。 “キリスト者の多様性を失わせる「牧師・教会」としての主張 ー 臼井猛 ー” の続きを読む
明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表
毎月、「激動の世界情勢を聖書から読み解く」という題名で、ビズテリアという、経営者向けの勉強会を開いていますが、ウクライナへのロシアの侵攻が、北京五輪中に起こり得るという、米政府の見立てがあったので、緊急に、収録してもらいました。
第28回目の「激動の世界情勢を聖書から読み解く」覇権大国ロシア
そして、イスラエル在住経験の長いレポーターの方が、以下の記事を先ほどアップしておられます。
ベネット首相が安息日に緊急会議:ウクライナからイスラエル市民退避急ぐ 2022.2.13
イスラエルのベネット首相は、建国以来、初めての宗教的なユダヤ人です。つまり、安息日は必ず休みます。バイデン大統領に会って、帰国が安息日に入るので、一日延ばしたほどでした。その彼が、緊急会議を開いたということは、相当なことです。
シェア元の勉強会のために、何人かの、在日ウクライナ人のユーチューバーの動画を視ましたが、涙を流しながら、その悲痛な思いを吐露するものばかりでした。そして、CBNという米福音派の報道局では、長年のロシア軍事侵攻の圧迫のために人々が精神的に疲弊しており、けれどもウクライナ人の教会では、イエスの平和を宣言しているという報道をしています。
主が、ご介入されて、憐れみによって戦争が回避できるようお祈りしたいです。
西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 主筆
歴史認識問題研究会会長・モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授
写真:武庫大橋と子どもたち/「環境神学」あとがき p.103
バイブル・ソムリエ:亀井俊博
「西宮北口聖書集会」牧師
「芦屋福音教会」名誉牧師
2022・1・15
ほほえみの国、日本!
先日あるベテラン・エコノミストが某TV番組で話していました。コロナ禍が始まる直前の事、香港に仕事で行ったとき、空港であるパンフレットを見てショックを受けたと言う、そこには“ほほえみの国、日本ツアー案内”とあった。“ほほえみの国”と言えば、かつてはタイであったはず、いや私を含め今でもそう思っている人が多いでしょう。しかし中国人から見れば、もはや日本はかつてのエコノミック・アニマルの儲け話にぎらつく目を止め、厳しいビジネス競争に疲れた香港人はじめ、中国のビジネス・パーソンを癒す、優しい“お・も・て・な・し”のこころをたたえた“ほほえみの国”になった、と見えている,と言うのです。エコノミスト氏だけでなく、私もかなりショックでした。
明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表
正月に、本書を完読しました。
「わが体験的コリア論 ―― 覚悟と家族愛がウソを暴く」(西岡力著)
拉致被害者を救出する「救う会」の会長で、朝鮮半島の研究者である西岡力先生による著書です。実は、ご本人から贈呈いただきました。日本キリスト者オピニオンサイト-SALTY-の仲間です。西岡先生が主筆で、私は論説委員の末席を汚しています。
本の内容は、これまで西岡先生が取り組んでこられた主に二つの事が、体験的に書かれています。一つは慰安婦問題、もう一つは拉致問題です。西岡先生のライフワークの二本柱です。
この二つの領域において、彼の働きは、日本国そのものを動かしたと言っても全然言い過ぎではありません。慰安婦問題においては、文科省が、21年9月、教科書の記述について「従軍慰安婦」ではなく単に「慰安婦」とするのが適切であるとしました。拉致被害者救出運動については、拉致そのものがタブー視されている状況から、金正日が拉致を認め、日本政府が拉致問題対策本部を設置し、米国が核問題で北朝鮮に対する圧力外交をするにあたって、拉致問題を取り入れて交渉するほどにまでなっています。
しかし、初めの時は、非常に小さなところから始まっています。真実、事実をもって嘘を暴き、それが次第に大きなうねりを持っていって、国全体まで動かしていく様子が克明に描かれています。それはあたかも、山に雨が降って、それが小さな水の流れとなり、川となって、下流は大きな河川となっているようなうねりです。そこで大事なのは、どんなに小さなことであっても、真実と正義に基づいて動くという初心から、決して離れないことです。そして勇気を持っています。恐れとの戦いに一つ一つ取り組み、戦い抜いています。
例えば、西岡先生が、三十年前、拉致事件を論文として発表した初めての人ですが、その時のエピソードを書いています。 “「わが体験的コリア論」~西岡力先生から信仰を学ぶ~ −明石清正~” の続きを読む
2018年4月1日の「日本キリスト者オピニオンサイト −SALTY−」の創立以来、多くの皆様のご支援と祈りのサポートをいただき、心より感謝申し上げます
SALTYの働きのために、献金、ご寄付をくださいました皆様に、SALTY のWEB掲載にて感謝のご報告をさせていただきます