眞子さんに エール! −久保田典彦−

<写真> ご婚約内定の記者会見をなさる眞子内親王殿下と小室圭氏
2017年9月3日(宮内庁ホームページより)

 

 

 

 久保田 Ucon 典彦

「髙山右近研究室・久保田」主宰
 阿武山福音自由教会 教会員

眞子さんに エール!

2021年10月4日 (記)

● 眞子さま、複雑性PTSD ( 心的外傷後 ストレス障害 ) と診断

“ 誹謗中傷と感じられる出来事を、長期にわたり反復的に体験された結果、平穏で 幸福な生活を送りたいという願いが、不可能になってしまう恐怖を感じるようになられた ”

インターネット上の攻撃、過剰な 週刊誌 ・ マスコミ報道!

何と、悲しいニュースでしょうか。

眞子さんを、このような病気になるほどに追い込むことに関係した者すべてが、愛と正義の主なる神のお取り扱いによって、自らの罪を自覚し、罪人 ( つみびと ) であることを認め ・ 悔い改めへと 導かれますように!

 ● 小室圭 ( こむろけい ) さん ・ 眞子さん
   10月26日 結婚。 おめでとうございます!

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「感謝とお礼のご挨拶』 〜Piyo ePub Communications 創立10周年記念日〜 −井草晋一−

 

 

 

ピヨ バイブル ミニストリーズ
Piyo ePub Communications
代表 井草晋一

・コルネリオ会教職顧問(関西)
・SALTY 論説委員
・日本メノナイトブレザレン教団
武庫川キリスト教会 協力牧師

「感謝とお礼のご挨拶』
〜Piyo ePub Communications 創立10周年記念日〜
 
 
“Piyo ePub Communications” 創立10周年記念日(10月5日)にあたり、みなさまに「感謝とお礼のご挨拶」を、YouTube ライブ配信にてさせていただきます。
 
日時:2021年 10月5日(火)
   午後3時〜3時30分   YouTube ライブ の URL 

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『細川ガラシャの信仰に学ぶ』−YouTube ライブ講演−

SALTYの創刊(2018年4月1日)から、毎月「キリシタン史からのメッセージ」の連載を執筆されている、久保田典彦さんの YouTube ライブ講演が、9月26日(日)に開催されました。

 

テーマ:『細川ガラシャの信仰に学ぶ』

日時:2021年 9月26日(日)
   午後4時〜5時15分

会場:JEC西宮福音教会  礼拝堂

講師:久保田典彦 さん
 (阿武山福音自由教会 会員・全国かくれキリシタン研究会 会員)

主催:「阪神宣教祈祷会」(阪神地区の牧師会)
   壮年委員会(企画・運営)

皆様、YouTube でぜひ、ご視聴ください。

〈SALTY編集部より〉

 

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最近の韓国のアンチ反日の動きについて(3)−西岡力−

<写真> 2019-1211_午後、日本大使館前慰安婦像付近で抗議行動をしている李宇衍博士たち。向かって右が李宇衍博士。李宇衍博士が持つ看板には左上から「歴史歪曲、反日助長、慰安婦像撤去せよ」、右上から「歴史歪曲、反日助長、水曜集会、中断せよ」と書かれている。 ( JINF 12/16 の記事より

 

 

 

西岡力

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆
歴史認識問題研究会会長・モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授

*『 歴史認識問題研究 』 第8号 (2021年3月19日)より転載

<その2より>

 

Ⅱ 「アンチ反日」運動の誕生と活発な活動

(1)2019年のアンチ反日デモ

『反日種族主義』出版と並んで、2019年にはもう一つ、見逃せないアンチ反日の大きな動きがあった。それは慰安婦像と「徴用工」像の撤去を求める街頭行動が始まったことだ。これまで韓国では、歴史認識問題をテーマにした反日デモはくりかえし行われてきたが、反日に反対するアンチ反日デモはこのときが、史上初めてだった。

 その端緒は、2019年の文在寅政権による露骨な反日キャンペーンに対して、文在寅政権に反対する在野の保守勢力が街頭で行った、大規模な集会とデモだった。

 2019年8月15日の午後、激しい雨の中で、約10万人が集まる反文在寅デモが行われ、そこで、公然と文在寅政権の反日が批判された。反文在寅デモ参加者の多くは、韓国の 国旗である太極旗を持っていた。また、それよりは少ないがやはり目についたのは、韓国の同盟国である米国の国旗だ。しかし、中には片手に太極旗、もう一方の手に日の丸を持つ参加者もいた。同じ日の夜、左派が反日、反安倍デモを行ったが、面積から割り出 した参加者数は約5万人で、反文在寅デモの半分しか動員できていなかった。

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最近の韓国のアンチ反日の動きについて(2)−西岡力−

<写真> 2021年1月26日(火)に首相官邸にて、「ソウル中央地方裁判所の慰安婦判決に抗議する日韓法律家・知識人共同声明」を加藤勝信官房長官に手交した時の写真( HARC 1/26 より)

 

西岡力

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆歴史認識問題研究会会長・モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授

最近の韓国のアンチ反日の動きについて(2)

*『 歴史認識問題研究 』 第8号 (2021年3月19日)より転載

<その1より>

Ⅰ 実証主義歴史学者による啓蒙活動 (1)

1)植民地近代化論論争と慰安婦タブー

 すでに韓国史学界では主として経済史専門家らによって、侵略と収奪という従来の学界の見方に反対して、日本統治時代に近代化が進んだとする植民地近代化論に立つ実証研究が1980年代から積み重ねられていた。(注2)しかし、学界内部では激しい論争が続いているが、韓国社会全体に対する啓蒙活動はそれほど活発ではなかった。(注3)

 特に、慰安婦問題や朝鮮人戦時労働者問題など、日韓の外交紛争については、結果的に日本側を弁護することになる実証研究結果を対外的に明らかにすることはほぼなかった。あるいは大きなタブーがあって、事実上できなかった。(注4)

 このタブーを破ったのが李栄薫ソウル大学教授(当時)だった。

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「大航海時代の日本人奴隷-増補新版」を読んで

 

明石清正
SALTY論説委員
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表

 キリシタン史に詳しい方が、日本人奴隷についてこの本がいいと薦めているコメントを読んだので、図書館で借りて手にしました。

キリシタン史への私の興味

 これまでキリシタン史について、とても興味を持って触れてきました。戦国時代から江戸時代にかけての昔のことであっても、今の宣教について、多くのことを知ることができます。そして迫害史も知ることができます。日本での最大の迫害であるし、世界の教会史においても際立っている、とのことです。

 しかし、時の為政者がキリシタンを迫害したのは、宣教師の派遣国が日本を宣教師を通して植民地化しようとしているという見方を多く耳にしました。これは、大航海時代以後、キリスト教宣教と、帝国主義的な国の思惑から決して無縁ではないという、とても難しい問題であると感じています。

宣教と奴隷制度の関わり

 中でも、秀吉が伴天連追放令を出したのは、ポルトガル人が日本人を奴隷貿易にしているということを知り、それに激怒していたからだという見方も読みました。果たして、歴史的事実はどうだったのか?というのが、私の大きな疑問であり関心事でした。

 それで出会ったのが本書です。そのまま真っ直ぐに、「大航海時代の日本人奴隷」の歴史を、第一史料から取り扱っています。そして、「増補新版」がとても大切です。「補章」として「イエズス会と奴隷貿易」が追加されており、まさしく、これが宣教師たちが奴隷貿易に関わっていたことに触れている内容だからです。 “「大航海時代の日本人奴隷-増補新版」を読んで” の続きを読む

米国によるアフガン民主化失敗の文明論的意味 −西岡力−

・写真:C-2 輸送機(8/23 アフガンに向けて出発)

 

 

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆
国基研企画委員兼研究員・麗澤大学客員教授

米国によるアフガン民主化失敗の文明論的意味

 「我々はアフガンに1兆ドル以上を使って彼らが必要とする全ての道具を提供したが、未来のために戦うという意志まで提供することはできなかった。アフガン軍が自ら戦おうとしない戦争で米軍が戦うこともできず、戦ってもいけない」
バイデン米大統領が8月16日にホワイトハウスで演説した内容だ。

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神 ・ デウスの介入 −久保田典彦−

写真:高槻城跡公園_高山右近像

『キリシタン史からのメッセージ』
 高槻・Ucon:第40回 

 

 

 

 

阿武山福音自由教会 教会員

 久保田 Ucon 典彦
「髙山右近研究室・久保田」主宰

 

神 ・ デウスの介入

 ● 1597年の 「 二十六人の殉教 」 の 直前の時期、

 石田三成や 前田利家、刑を執行した 寺澤羽三郎 といった、キリシタンではなかった人たちの存在と、キリシタンに対する 彼らの好意的な働きが大きかったことを思わされます。

  何が、彼らを そうさせたのでしょうか?

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最後のマエストロ達(3) −亀井俊博−

 

 

 

 

バイブル・ソムリエ:亀井俊博

「西宮北口聖書集会」牧師
「芦屋福音教会」名誉牧師

「最後のマエストロ達」(第3回)

 

(第2回)より

(d)最後の K.マルクス

(1)「人新世の『資本論』」

 終わりに昨年刊行以来ベストセラーの少壮経済・社会学者斎藤幸平(1987~)「人新世の『資本論』」を“最後のマルクス”と言う視点で、少し詳しく取り上げます。その理由は本書が人類存亡の危機、地球環境破壊の解決策として注目され多くの読者を得、英訳が出版されている程ですから。

 さて斎藤の研究によると経済学のマエストロ、カール・マルクス(1818~1883)は主著たる資本主義の崩壊と革命による社会主義社会の到来への実践書「共産党宣言」と、資本主義経済社会の社会科学的分析研究書「資本論」を出版後、15年もの長い沈黙があった。しかし最近、晩年までの長期沈黙時代の膨大な研究ノートが整理解明刊行され MEGA(Marx-Engels-Gesamtausgabe)と呼ばれる。そこで有名な大月書店版「マルクス・エンゲルス全集」とは別に、新しい「マル・エン全集」100巻刊行が進み、斎藤もその編集者の一人だと言う。とりわけマルクスの「研究ノート」が新たに発見され、マルクス晩年の驚くべき、思想の大転回が発見されたと言う。これを私は”最後のマルクス“と言う訳です。

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最近の韓国のアンチ反日の動きについて(1)−西岡力−

 

 

西岡力
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  主筆

歴史認識問題研究会会長・モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授

最近の韓国のアンチ反日の動きについて(1)

*『 歴史認識問題研究 』 第8号 (2021年3月19日)より転載

はじめに

 二年前から、韓国人の対日観に革命的変化が静かに起きている。その一環として、令和2年(2020)12月、拙著『でっちあげの徴用工問題』が韓国語で全訳され、書店に並んだ。訳者は『反日種族主義』の共著者の1人である李宇衍博士、韓国語版のタイトルは『ねつ造された徴用工のいない徴用工問題』だ。出版社は、慰安婦問題について事実に基づく発信を続けている「メデイア・ウォッチ」(黃意元代表)だ。

 同書出版直後、いくつかの保守ユーチューブテレビが好意的に取り上げた。チャンネル登録67万人のペンアンドマイクTVもその一つだ。ペンアンドマイクTVでは1月12日に、過去『月刊朝鮮』の特ダネ記者として有名であり、『反日種族主義』の共著者であるジャーナリスト金容三氏が、拙著の翻訳者李宇衍氏と約1時間、本を紹介する対談番組を放映した。その中でつぎのようなやりとりがあった。

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