「信教の自由を守る日」ならば・・・−明石清正−

50 countries that are dangerous to follow Jesus

 

 

明石清正
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員

「信教の自由を守る日」ならば、

 日本に今ある自由に感謝を!

 世界の迫害を受けている兄弟姉妹のための祈りを!

 

 明日が、建国記念の日ということで、「信教の自由を守る日」と名打って、キリスト教関連の集会が諸所で行われるようです。

「2月11日は「建国記念の日」として祝日だが、神武天皇が即位した日「紀元節」を戦後復活させたという経緯がある。そのため、戦前から戦中、天皇制によって信仰が弾圧された歴史を踏まえて、キリスト教諸団体は「信教の自由」が守られるよう、この日に各地で集会を開いている。」
2・11(信教の自由を守る日)関連集会リスト」(クリスチャンプレスから)

 しかし、日本の信教の自由は、米国務省による「国際的な宗教の自由度の報告(International Religious Report)」の調査で、日本は憲法によって高い自由が守られていることが書かれています。 “「信教の自由を守る日」ならば・・・−明石清正−” の続きを読む

激動する朝鮮情勢と日本 – 金井 望 –

SALTY論説委員 金井 望

 

  1.三・一独立運動、提岩里事件から100年

 提岩里(ていがんり、チェアムリ)事件が起きてから今年で100年になる。これは1919年4月15日、朝鮮京畿道水原郡郷南面提岩里(現在の華城市郷南邑提岩里)で日本の軍隊によって29人の住民が殺害された痛ましい事件である。三・一独立運動の影響で住民が暴徒化し、放火事件や巡査殺害事件などが起こっていたことが、この事件の背景にある。

「堤岩里教会虐殺事件」の真相~殉国記念館(この記事は各種の資料を比較して、真実に迫っている)
単行書・八年陸乙七一・朝鮮騒擾経過概要(この歴史的文書では三・一独立運動は「朝鮮騒擾」と呼ばれている)

 2月27日に日韓親善宣教協力会所属のキリスト教徒17人が、提岩里の三・一運動殉国記念館を訪れ、提岩教会の礼拝堂で床にひざまずいて謝罪した。

日本のキリスト教徒17人が韓国・提岩里訪問 「過去の侵奪を謝罪」

彼らは宗教的信念に基づいて、純粋に善かれと思ってしているのだろう。しかし、「善い」と思ってしたことが「善い」結果を生むとは限らない。韓国の反日運動が度を越して、日韓関係が危険な状態になっているこのタイミングで、火に油を注ぐようなことをするとは!
韓国は国民の約3割がキリスト教徒の国である。そのため、多くの日本人には理解しがたいほど、このような行動が大きな影響を与える。このような暴走を止められない日本のキリスト村を、筆者はその一員として残念に思う。

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