三木パウロの十字架上からのメッセージ   −久保田 Ukon 典彦−

『キリシタン史からのメッセージ』

高槻・Ukon:第14回

 

 

 

 

久保田 Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

三木パウロの十字架上からのメッセージ

 「 河内キリシタン 」の 三木半太夫の息子で、「 日本二十六聖人 」の一人となった 三木パウロ が、十字架上から語った 最後の言葉が ルイス・フロイス神父によって記録されていますが、どのような内容だったのでしょうか。

 「 日本二十六聖人 」と言われている人たちが、長崎の 西坂の丘で十字架にかけられ 殉教したのは、1597年2月5日。

 当時、長崎にいた ルイス・フロイス神父が、1か月後の 3月15日付で、殉教者たちの 最後の様子を 記録にとどめてくれています。

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苦難に対する三つの型 –久保田 Ukon 典彦–

『キリシタン史からのメッセージ』

高槻・Ukon:第13回

 

 

 

 

久保田 Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

苦難に対する三つの型

● 豊臣秀吉、続く 徳川家康や 秀忠、江戸幕府による 過酷なキリスト教禁教 ・ 迫害 ・ 弾圧が続いていき、バテレン ( 宣教師 ) や キリシタン達は、大変な経験をされていったわけですが ・・・・・・・

 戦国の この時期の弾圧が、歴史的に 他に例のないほどの 特別なものだったのか ━━ というと、それは そうではないようです。

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同性愛行為は罪か?(2) −金井 望−

トップの絵画:堀江優 作「原罪 ーWhat is this thou hast doneー」

SALTY 論説委員 金井 望

 

『新潮45』の「休刊」

9月25日に新潮社は、10月号をもって雑誌『新潮45』を休刊とすることを、同社のウェブサイトなどで発表しました。それが、8月号に掲載された杉田水脈議員の寄稿文「『LGBT』支援の度が過ぎる」と、それを擁護する10月号の特別企画「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」に対して、猛烈な批判が起こったためであることは、明白です。どちらもSNSで炎上を起こし、新潮社の新刊本の販売をやめると宣言する書店が現れ、新潮社の出版物の執筆をやめるという作家や翻訳家などが出てきました。9月25日には新潮社の社屋前で抗議のデモまで行われました。

1982年4月の『新潮45+』創刊以来36年も続いてきたこの総合雑誌が、このような圧力によって休刊(事実上の廃刊?)に追い込まれたのは、残念です。「これは言論の自由の危機だ」という声もあります。

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髙山右近さんとの対話 – 久保田 Ukon 典彦 –

『キリシタン史からのメッセージ』
高槻・Ukon:第11回

 

 

 

 

久保田 Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

 

髙山右近さんとの対話

● もし、私(久保田 Ukon 典彦)が、右近さんの時代に生きていて、右近さんに 教えを お願いするとしたら ━━ どうなるでしょうか。

※ 1600年 長崎出版 「 どちりな きりしたん 」 を もとにして

右近 「 『 ぱあてるのすてる 』 ( 主の祈り ) の おらしょ ( 祈り ) を知る事 肝要なれば、いま教ふべし。

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干しいちじく、そして 織田信長と干し柿 −久保田 Ukon 典彦−

『キリシタン史からのメッセージ』
高槻・Ukon:第9回

 

 

 

 

久保田Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

干しいちじく、そして 織田信長と干し柿

● 妻から、 「 こんなのが売ってあったので、買っておいたよ。」
━━ と言って、差し出されたものを見て ビックリ !
【 ドライいちじく 】  DRIED FIG
ポルトガル産ではなく、トルコ産の [ ドライいちじく ] でした。

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あなたの心に!「キリスト教の電子書籍」〈2〉 −井草晋一−

『日本メノナイト教会宣教史』山出正一著

 

 

井草晋一

ピヨ バイブル ミニストリーズ 代表
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  編集長
日本メノナイトブレザレン教団 牧師

“Piyo ePub Communications” 代表

〜戦後の「日本教会史」における一つの流れ(信仰の系譜)から見えてくる、21世紀の宣教と教会形成への提言として〜

■「日本メノナイト教会宣教史」 山出正一 著

〜戦後のアナバプテスト・メノナイト教会の日本宣教〜のご紹介

昨年(2017年)の6月1日に、「電子書籍出版サイト」の5社(*1)から出版いたしました、『日本メノナイト教会宣教史』(山出正一著)ですが、購入してくださった皆様にとても好評です。

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キリスト教用語としての「神」 −久保田 Ukon 典彦−

『キリシタン史からのメッセージ』
高槻・Ukon:第8回

 

 

 

 

久保田Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

キリスト教用語としての「神」

● 今、私たちクリスチャンは、天地創造されたお方を 「神」 と呼び、理解しているわけですが、ここに至るまでには、宣教師達・キリシタン達のはかり知れない模索と とてつもない労苦があったことを覚えます。

 宣教師達は、キリスト教の基盤も用語も何もない日本の民に、天地創造されたお方を伝えていこうとしたわけですが、ラテン語やポルトガル語で伝えていくわけにはいきません。
既成の日本語に置き換えて、伝えていくことになります。

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あなたの心に!「キリスト教の電子書籍」〈1〉 −井草晋一−

●キリスト教会における「電子書籍」による新たな文書伝道の発展のために

 

 

井草晋一

ピヨ バイブル ミニストリーズ 代表
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  編集長
日本メノナイトブレザレン教団 牧師

“Piyo ePub Communications” 代表

 

 昨年(2017年)の6月より “Piyo ePub Communications” から電子書籍として出版されている先生方に、『Piyo ePub ニュース(著者版)』を配信しています。
(現在、 No.7)

この度、電子書籍の紹介と啓蒙のために、少し手直しして、SALTY で連載記事<あなたの心に!「キリスト教の電子書籍」>として紹介してまいります。
どうぞ、ご期待ください。

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日本人に適応させるために −久保田Ukon 典彦−

『キリシタン史からのメッセージ』
高槻・Ukon:第7回

 

 

 

 

久保田Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

日本人に適応させるために

 ポルトガル・コインブラ学院の神学教授だったジョルジェが数人の神父たちと共に、「ドチリナ・Doctrina」を作成し、それが、1566年にリスボンで出版されました。

好評で、各地で用いられ、日本にも、1570年頃伝えられました。

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信仰者に学ぶ(第三回)~アッシジのフランチェスコ(3) −中川晴久−

中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員

<フランシスコの説話>

 『聖フランシスコの小さき花』には、たくさんの逸話が語られています。これらは全てが真実ではありません。後の時代になって作られた話も多くあります。しかし、フランシスコの霊性をよく伝えているものだと思います。ぜひ、読んでみてほしい作品です。
今回は、その中からいくつかを紹介したいと思います。 “信仰者に学ぶ(第三回)~アッシジのフランチェスコ(3) −中川晴久−” の続きを読む