週の真ん中ストレート(5) 史上最高支持率総理 −田口 望−

首相官邸で連立協定について話す(右から)社会党の西尾末広書記長、国協同党三木武夫書記長、片山哲首相、民主党の芦田均総裁 ©共同通信社
・史上最高支持率総理とは
 なかば、この連載で恒例になりつつあるクイズです。
日本の総理大臣は衆議院本会議の首班指名選挙でえらばれますが、その際、最も多くの衆議院議員から指名され、首相になった人は誰でしょう?

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日本葬送宣教論 (4) 伴天連追放令 -金井望‐

トップの絵:フランシスコ・ザビエル上陸の図


金井 望(カナイノゾム)
日本キリスト者オピニオンサイト –SALTY–  論説委員

【前回】日本葬送宣教論(3)「家」と「村」-金井望‐

伴天連追放令

 キリシタン時代の始点は1549年、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルの鹿児島上陸である。それからおよそ100年の間に来日した宣教師が、およそ300名いた。各地の大名は、ポルトガルとの貿易が利益をもたらしたため、宣教師を歓迎し、自らキリシタンとなる者もいた。16世紀後半、ローマ・カトリック教会の宣教はめざましい勢いで、日本全土に拡大した。 “日本葬送宣教論 (4) 伴天連追放令 -金井望‐” の続きを読む

日本葬送宣教論 (3) 「家」と「村」-金井望‐

トップの絵:William Brassey Hole (1900s)


金井 望(カナイノゾム)
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員

【前回】日本葬送宣教論 (2) 大きく変わる日本の葬送 −金井望−

第2節 地域共同体と檀家制度の成立と崩壊

 

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イエスが町の門に近づくと、見よ、ある母親の一人息子が死んで、担ぎ出されるところであつた。その母親は寡婦であり、その町の大勢の人々が、彼女に付き添っていた。すると主は彼女を見て、深く憐れみ、彼女に言った、「泣きなさるな」。そして近寄って行き、棺に触れた。すると棺を担いでいた者たちは立ち止まった。そこでイエスは言った、「若者よ、私はあなたに言う、起き上がりなさい」。すると、死者は起き上がって、語り出した。イエスは彼をその母に渡した。(ルカ7:12-15 私訳)

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週の真ん中ストレート(4) 戦後も続く吉野作造の潮流 −田口望−

田口望
田口望

 

 

 

 

田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- 論説委員


●ネットでも見れる辞典でその後の吉野作造を追ってみよう

吉野作造とその影響について考えています。インターネットでも確認できる3つの事柄をインターネット辞典を引用しながら見ていきましょう。まず吉野自身について

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週の真ん中ストレート(3) 民ポン主義って何だ!? −田口望−

憲政の本義
  • 中高生を悩ませる「民本(ポン)主義」なる造語

 吉野作造が1916年1月号の中央公論に「憲政の本義を説いて有終の美を済(な)すの途(みち)を論ず」という論文を寄稿しこれが大正デモクラシーに理論的根拠を与えました。今回はこの論文の中で彼が主張した、「民本主義」について掘り下げます。今も義務教育中学社会で習う必須単語「民本(ミンポン)主義」ですが、そもそもどうして、「民主(ミンシュ)主義」ではなくて、「民本(ミンポン)主義」を唱えたのでしょうか?この「民本主義」とは現在でいう「民主主義」とほぼ同義です。訳語も当然「Democracy」です。民本主義という言葉は吉野の造語です。彼がミンポンという造語までしてあるもののと一線を画したかったのです。それがために、今の日本の中学生は間違いやすい歴史の単語を一つ多く覚えなければならなくなったのです(笑)。

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週の真ん中ストレート(2) あなたはキリスト者吉野作造を知っているか?

 

田口望
田口望

 

 

 

 

田口 望
大東キリストチャペル 教役者
大阪聖書学院 常勤講師
日本キリスト者オピニオンサイトSALTY 論説委員

 

  • 日本人キリスト者も知らないキリスト教民主主義

 毎週週の真ん中水曜日、今も世界をリードする世界で最もスタンダードな政治思想の一つといえる「キリスト教民主主義」についてご紹介していきます。読んで字のごとく、キリスト者の、キリスト教倫理観に基づいた民主主義思想のことです。
世界や、日本を理解するために物差しとしても差し支えの無いこの政治思想がこの日本ではほとんど語られていないのです。枝葉末節、辺縁ばかりが語られて、スッポリとど真ん中が空いているように私には感じます。

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