信仰者に学ぶ(第一回)~アッシジのフランチェスコ(1)~ −中川晴久−


中川晴久
東京キリスト教神学研究所幹事
主の羊クリスチャン教会牧師
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員

<はじめに>

 「自分が出会った神さまは、本当にそんな方か?」
 これは、私が信仰において迷ったときに、何度も自分自身に問いかけてきたことです。神さまと最初に出会ったあの瞬間、あの時。本当に心から「イエスを主」と告白した自分の信仰の原点に返ることは、大切なことです。

 自分の出会ったイエス・キリストと向き合い、神さまの召しに忠実に歩んだ人物として紹介したいのが、アッシジのフランチェスコです。とても分かりやすく真っすぐにイエスさまに向かった人です。プロテスタント教会では名前を聞いたことがあるくらいで、ほとんど馴染みのない人でしょう。しかし、まだカトリックとプロテスタントが分かれてない時代です。神はキリスト教界に面白い信仰者を輩出させたのです。今回は、このアッシジのフランチェスコについて簡単に紹介できたらと思います。 “信仰者に学ぶ(第一回)~アッシジのフランチェスコ(1)~ −中川晴久−” の続きを読む

「 無い無い尽くしの中で 」  − 久保田 Ukon 典彦 −

『キリシタン史からのメッセージ』
  高槻・Ukon:第5回

 

 

 

 

久保田Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

 

「 無い無い尽くしの中で 」 

 
● 中世の頃、キリシタンの時代。
 聖書の全巻翻訳はありませんし、各国語に訳されてもいません。
 印刷も、活版印刷の技術は発明されたとはいえ、大量には無理。
 たとえ、あったとしても、人々は読めません。一般の識字率は低いのです。
※ 現代の私たちは、聖書の全巻翻訳は、日本語で、何種類もなされていますし、
 一家に何冊もあるほどに、大量に印刷され、手にすることも出来ます。
 現代の日本語に訳された聖書を読むことが出来ます。
 読んでいくことが出来るのは、義務教育が行き届いているおかげと言えるでしょう。

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“三教一致神” の思想 −久保田Ukon 典彦−

『キリシタン史からのメッセージ』
  高槻・Ukon:第4回

 

 

 

 

久保田Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

三教一致神” の思想  

 

為政者たちによるキリシタン迫害・弾圧は、どうしても避けることが出来ないことだったのでしょうか?

唯一神と偶像神の必然的対立
天地創造神と被造物神の必然的対立
一神教と多神教の必然的対立
絶対神と三教一致神の必然的対立

豊臣秀吉や徳川家康・江戸幕府による、キリスト教に対する苛酷な迫害、弾圧!

支配者・為政者側も、キリスト教側も、もう少し何とか、なかよく協調してやっていく道はなかったのでしょうか?

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人がその友のために −井草晋一−

『剣道とキリスト教』(第1回)

 

 

 

井草晋一

ピヨ バイブル ミニストリーズ 代表
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  編集長
日本メノナイトブレザレン教団 牧師

『人がその友のために』

「剣道とキリスト教って、どんな関係があるの?」と身近な方々や同僚の牧師からも問われたことがあります。
この問いに対する答え、キーワードは、「友のために」と「捨て身」です。

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「 集団改宗 」 ・ 洗礼は いつ? − 久保田 Ukon 典彦 −

『キリシタン史からのメッセージ』
   高槻・Ukon:第3回

 

 

 

 

久保田 Ukon 典彦

阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

「 集団改宗 」 ・ 洗礼は いつ? − 久保田 Ukon 典彦 −

「 洗礼 」 ( バプテスマ ) は、いつ 授けられたのでしょうか。

キリシタン時代の 宣教師たちは、
? ①「 洗礼に先立って、かなり長い準備期間を設け、洗礼は、
かなり 『 成熟 』 してきた信仰の上で 授けられた。」

? ②「 集団改宗の際、まず必要な教理説明の上で、
( とりあえず )洗礼だけを授けておいた。」

( 「 キリシタン史考 」 チースリク ・ 著 )

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「集団改宗」と “ 五人組制度 ” − 久保田 Ukon 典彦 −

『キリシタン史からのメッセージ』
   高槻・Ukon:第2回

 

 

 

 

久保田 Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

「 集団改宗 」と “ 五人組制度 ”

 「 集団改宗 」 していった人たちも、江戸時代は、信仰どころでは なかったのではないでしょうか。

 キリシタンの時代、それまで 仏教や 八百万 ( やおよろず ) の神々を信じて 拝んできた人たちが、それらから 180度 離れて、天地創造された デウス(主なる神)を信じていくというのですから、これは、大変な回心 ・ 心変わりであって、単なる 「 転宗 」 ではなくて、人にはなしえない ・ 神のわざ であったわけです。
このことは、個人的に 一人一人に起こることですが、それだけではなくて、この 神の恩寵・恵みは、ある一定の時代や 民族 ・ 地域において 「 集団的 」 に与えられることは、歴史が実証していることです。

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『春の輝き・小麦の収穫』 −井草晋一−

 SALTY バイブルメッセージ

 

 

 

井草晋一
日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  編集委員長

日本メノナイトブレザレン教団 牧師
ピヨ バイブル ミニストリーズ 代表

『春の輝き・小麦の収穫』

聖書:詩篇147篇7~14節

 新緑の美しい季節を迎えました。
今年のゴールデンウイークは、皆様の中には4月27日から数えると10連休という方もおありでしょう。

 ご家族や友人たちとの旅行や、子どもたちや孫たちと一緒に遊園地などに出かけるご予定のある方は大きな楽しみですし、きっと、子どもたちもワクワクしていることでしょうね。
また、ご自宅でゆっくり休養して庭の草花を見ながら心身ともにリフレッシュのご予定の方もおありかと思います。

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「 集団改宗 」・為政者たちのための祈り − 久保田 Ukon 典彦 −

『キリシタン史からのメッセージ』
  高槻・Ukon:第1回

 

 

 

 

久保田 Ukon 典彦
阿武山福音自由教会 教会員
「髙山右近研究室・久保田」主宰

「 集団改宗 」・為政者たちのための祈り

 今から400年前の 戦国時代、主の霊による 大いなる救いのわざがなされていきました。「 集団改宗 ・ 集団洗礼 」 が 本来、神の働きであるとしても、人が用いられて行われていくものであることも確かなことだと思います。

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安全になったイスラエル –明石清正–

 

 

明石清正
カルバリーチャペル・ロゴス東京 牧師
ロゴス・ミニストリー 代表

日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY-  論説委員


ITベンチャー企業とイスラエル

 「イスラエル」と聞けば、「紛争の起こっている国だけれども大丈夫?」と言うのが、大抵の人々の反応です。けれども、それは情報が入っていないだけで、イスラエルを訪れる旅行者の数は、年々増えていくばかりであり、2017年には360万人でした。その中でテロ事件によって死んだ人は、ほとんどいません。海外旅行に慣れている人は分かってきますが、往々にしてマスコミの情報はその国のごく一部で起こっていることであって、現地の本当の姿とはかけ離れていることが多いです。日本であっても、原発事故が起こったのに外国人の旅行客は年々、上昇しているのと似ています。

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なすべき使命と求められる謙虚さー西岡力-

  西岡力(にしおか つとむ)

経歴
1956年生まれ
1981年 基督聖協団練馬教会で小笠原孝牧師より受洗
1983年 筑波大学大学院地域研究研究科修了
(韓国・北朝鮮地域研究専攻)
1991年 東京基督教大学専任講師、2006年助教授、2010年教授
1997年に北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)設立に参加し現在会長 “なすべき使命と求められる謙虚さー西岡力-” の続きを読む